1985・夏 国鉄バスを使った
最長片道きっぷの旅

2017-10-08

本稿の目標と編集方針 (1) 最長片道きっぷの旅を通して、1985(S60)年6月時点の国鉄バスネットワーク   を記録・考察する。   ・最長ルートに関係ない余剰区間や偵察区間を含め、国鉄バス・民間バスに    関して、始発地・終着地・経由地、バス形式などの情報を補足・追記する。   ・国鉄バスに関する興味深いエピソードを抽出・紹介する。   ・路線解説は「1985・夏 国鉄バスネットワークの記録」を参照。 (2) 1985(S60)年6月時点の路線名称について、構成を図示する。   ・解説や参考情報は別記する。 (3) 1985(S60)年6月時点の路線図について、過去路線と以降に開業した路線を重   ねて、図示する。   ・ただし、トラック専用路線、軽微な経路変更、高速路線、準高速路線は省    き、解説も行わない。
九州 【905】嬉野線 【902】山鹿線 【---】佐俣線 (行程外) 【904】山川線 (行程外) 【903】北薩線 【911】加治木線 【910】国分線 【909】都城線 【908】宮林線 【912】日肥線 【907】臼三線 【906】佐賀関線 【901】直方線 【---】関門急行線 (行程外)
中国 【813】秋吉線 【812】防長線 【808】広浜線 【815】川本線 【809】岩益線 【810】坂上線 【811】光線 【816】大島線 【---】瀬戸内西線 (行程外) 【805】雲芸南線 (行程外) 【806】安芸線 【807】西条線 【814】川本北線 【804】大田線 【803】雲芸線 【802】両備線 【---】瀬戸内東線 (行程外) 【801】美伯線 (行程外)
近畿・中部・関東 【614】中国高速線 【601】名神高速線 【608】紀南線 (行程外) 【610】五新線 【611】阪本線 (行程外) 【609】熊野線 【603】東大阪線 (行程外) 【602】京鶴線 (行程外) 【501】東名高速線 【421】東京湾岸線 (行程外) 【612】園篠線 【613】園福線 【517】若江線 【518】名田庄線 (行程外) 【513】米原線 (行程外) 【515】柳ヶ瀬線 【516】杉津線 (行程外) 【514】琵琶湖線 【607】近城線 【605】伊賀上野線 【604】亀草線 【606】八幡線
中部・信越 【508】名金線(1) 【510】大野線 【511】金津三国線 (行程外) 【509】名金線(2) 【512】宝達線 (行程外) 【519】鹿島線 (行程外) 【520】奥能登線 (行程外) 【---】笹津線 (行程外) 【505】瀬戸西線 【503】瀬戸南線 (行程外) 【504】瀬戸北線 【524】中馬線 【525】恵那線 【522】諏訪線 【523】和田峠南線 (行程外) 【304】白樺高原線 【---】美ヶ原高原線 (行程外) 【306】和田峠北線 【305】高峰高原線 (行程外) 【---】代行バス 小海〜佐久海ノ口 【521】高遠線 【506】天竜線 【502】浜名線 【507】西天竜線
関東 【420】南房州線 【417】多古線 【418】成田空港線 (行程外) 【419】山武線 【408】霞ヶ浦線 【407】南筑波線 【---】代行バス 越後川口〜越後岩沢 【---】代行バス 飯山〜豊野 【415】鹿沢菅平線 【416】浅間白根火山線 【414】志賀草津高原線 【413】渋川線 【406】水都西線 【405】常野線 【410】柿岡線 【409】水都東線 【411】水戸南線 (行程外) 【412】北常陸線 【404】磐城北線 【403】磐城南線 【402】白棚線 【401】塩原線
東北・信越 【224】船福線 【225】川俣線 【223】福浪線 【---】岩代小浜線 (行程外) 【---】二本松線 (行程外) 【---】葛尾線 (行程外) 【220】角田線 【221】小斉線 【222】相馬海岸線 (行程外) 【218】古川線 【219】仙台盛岡急行線 (行程外) 【216】遠野線 【212】早坂高原線 【214】陸中海岸線 【215】安家線 (行程外) 【213】平庭高原線 【211】沼宮内線 【209】小鳥谷線 【204】盛岡金田一急行線 【210】平館線 【208】二戸線 【206】田子線 【207】十和田東線 (行程外) 【205】軽米線 【203】八久線 【201】下北線 (行程外) 【202】十和田北線 【301】十和田南線 【217】一ノ関線 【303】小国線 【302】鳥海線 (行程外)
北海道 【107】伊達線 【---】比羅夫線 (行程外) 【101】札樽線 【106】石狩線 【103】岩見沢線 【---】内恵線 (行程外) 【---】本留線 (行程外) 【114】釧根線 (行程外) 【113】厚岸線 (行程外) 【---】当麻線 (行程外) 【112】美瑛線 (行程外) 【---】追分線 (行程外) 【102】空知線 【104】長沼線 【105】長恵線 【111】日勝高原線 【109】北十勝線 (行程外) 【---】東十勝線 (行程外) 【110】南十勝線 (行程外) 【108】日勝線
四国 【703】松山高知急行線 【---】北四国急行線 (行程外) 【706】大栃線 【705】阿波線 【701】西讃線 【702】川池線 【704】南予線 【707】窪川線
最長片道きっぷの旅について 補足事項 ・最長片道きっぷの旅は、1985(S60).6.1〜9.22(のべ75日間 番外編四国を含む)  に、種村直樹氏(以降は先生と表記)が49歳の時に実施された旅である。 ・最長片道きっぷを発券した例は多数あるが、国鉄バスを組み込んだ例は、唯一  であり、当時の国鉄バスの様子を伝えるという意味でも貴重な旅である。 1 掲載 1.1 連載誌 ・「1985・夏 国鉄ネットワークを記録する 鉄道 バス 航路 最長片道きっぷの旅」 ・『鉄道ジャーナル』 1985(S60).10〜1986(S61).9  S60.10号 1.九州編(上) 1〜5日目 6/1(土)〜5(水)  S60.11号 2.九州編(下) 6〜9日目 6/6(木)〜9(日)  S60.12号 3.中国編(上) 10〜13日目 6/10(月)〜13(木)  S61.1号 4.四国編 +1〜6日目 9/16(月)〜18(水), 9/20(金)〜22(日)  S61.2号 5.中国編(下)/近畿編(上) 14〜20日目 6/14(金)〜20(木)  S61.3号 6.近畿編(下) 21〜27日目 6/21(金)〜22(土), 7/3(水)〜7(日)  S61.4号 7.中部編 28〜35日目 7/8(月)〜15(月)  S61.5号 8.関東・信越編(上) 36〜41日目 7/16(火)〜21(日)  S61.6号 9.関東・信越編(下) 42〜49日目 7/22(月)〜8/3(土), 8/6(火)〜7(水)  S61.7号 10.東北編(上) 50〜56日目 8/8(木)〜14(水)  S61.8号 11.東北編(下)/北海道編(上) 57〜63日目 8/15(木)〜21(水)  S61.9号 12.北海道編(下) 64〜69日目 8/22(木)〜27(土) ・S60.10号は、1985(S60).8.21(63日目 網走→北見)に発売。発売時点でも旅は  進行中であった。 1.2 単行本 ・『さよなら国鉄最長片道きっぷの旅』実業之日本社 1987(S62).4.25   1〜69日目 6/1(土)〜8/27(土) p.16〜322   四国1〜6日目 9/16(月)〜18(水), 9/20(金)〜22(日) p.324〜355 ・旅開始から約1年10ヶ月後、連載終了から約9か月後に発売された。 1.3 連載誌と単行本の違い (1) 掲載順 ・単行本は、本編(6/1〜8/27)の後、四国編(9/16〜22)を掲載しているが、  連載誌は、中国編(上)の後、四国編を挿入している。 (2) 乗車券 ・連載誌には、切符別紙の記載が無く、単行本で画像として記載された。 (3) 乗車券ルート ・連載誌は、S60.10号に全経路の乗車券ルートが掲載され、以降の各号に掲載地  方の乗車券ルートが掲載された。 (4) 写真 ・連載誌はカラー、単行本は数枚がカラー印刷であるが、ほどんどが白黒である。 ・掲載された写真は連載誌の方が多めだが、単行本にしか掲載されていない写真  もある。 (5) その他 ・連載誌には、編集部で執筆したバス車両に関するコラムが掲載されている。 ・単行本には、1987(S62).2時点で書かれた<注>とあとがきがある。 ・1981(S61).1に、もっと長いコースがある旨、読者より指摘を受けた。この結果  最長片道きっぷは、姪浜発に訂正、国鉄バス区間も武雄温泉→彼杵に訂正され、  武雄温泉→竹下町が増える事となった。 ※補足「掲載誌の誤記」 2 計画 ・先生は1984(S59)夏に、鉄道公報に国鉄バス路線の休廃止が多くなった事にお気  づきになり、国鉄が解体される前に国鉄ネットワークを記録すべきとお考えに  なり、商業化の手法として国鉄バスを含む最長片道きっぷの旅を思いついたと  の事。 ・コースづくりは、当時、町田市の眼科医であった光畑茂氏に依頼し、国鉄自動  車局輸送課の制度担当、萩原博道氏の協力を得た。 ・日勝高原線が盛夏だけの運行なので、旅の実施を1985(S60)夏、5月半ばに最終  案確定と期限を決めた。 ・先生は、旅の途中で四国の旅について構想され、7月末に光畑茂氏にコースづく  りを依頼された。時間の都合と、四国ワイド周遊券の周遊範囲だったため、経  費節減を兼ね、四国の旅は周遊券を利用した。 ※補足「最長片道の計算に使う距離(キロ)」 3 乗車券 3.1 記載事項 ・出札補充券(片道券) 冊0019-25 \230,450 竹下町から鵡川まで 経由(別紙)  発売日共153日間有効 昭和60年5月24日 蒲田駅旅セ発行 ・出補 第19-25号冊 別紙に、経由が記載されている。 3.2 乗車券の経由欄  嬉野線、嬉野温泉、彼杵、諫早、肥前山口、佐世保線、早岐、  平戸口、筑肥線、唐津線、神崎、鳥栖、博多、篠栗、桂川、飯塚、  上山田線、豊前川崎、添田、夜明、羽犬塚、瀬高、山鹿線、山鹿中央、  石淵、菊池温泉口、肥後大津、鹿児島本線、西鹿児島、北薩線、桜島桟橋、  鹿児島、帖佐、加治木線、蒲生町、牟多田、北薩線、入来、山崎町、宮之城、  薩摩大口、栗野、隼人、国分線、大隅西山、大隅広瀬、唐仁町、検校川、垂水、  国分、今町、志布志、飫肥、都城線、高岡口、都城、宮崎、宮林線、  福島町、西の原、日向川口、堀切口、野尻町、高崎新田、吉松、  人吉、日肥線、湯前、村所、穂北駅前、高鍋、臼杵、臼三線、三重町、中判田、  佐賀関線、坂ノ市、日豊本線、城野、田川伊田、金田、田川後藤寺、  新飯塚、直方、赤池、直方線、勘六橋、宮田町、下有木、福丸、下鉛、筑前下、  小金原、黒目橋、清水口、脇田温泉、箱崎、門司、幡生、小串、長門市、美祢、  秋吉線、美祢中央、大嶺、南大嶺、秋吉線、厚狭、目出、居能、宇部、小郡、  秋吉線、秋芳洞、湯田温泉通、防長線、山口市民会館前、山口県庁前、日赤口、  佐々並、東萩、浜田、広浜線、都川、大朝、川本線、鳴滝、安芸新庄、  広浜線、鈴張、可部、可部線、大竹、坂上線、下畑出合、小郷橋、岩益線、  東錦見、西岩国、岩国、大畠、光線、柳井、田布施、光、光線、下松、櫛ケ浜  川西、錦町、岩益線、出合橋、六日市、石見朝倉、旭橋、津和野、山口、防長線、  防府、徳山、新幹線、広島、安芸線、呉、海田市、西条、西条線、卯之留、  大学会館前、下見、下見大池、樋ノ詰橋、乃美尾、広、糸崎、府中、備後落合、  木次、出雲市、江津、川本線、因原、皆井田、石見中野、石見井原、  田所、出羽、石見谷、石見川本、川本北線、大田栄町、大田線、浜原、三次、  雲芸線、呑谷、真木、潜岩、三刀屋、里熊橋、松江、倉吉、鳥取、因美線、  姫新線、有年、岡山、茶屋町、両備線、倉敷、清音、岩山、津山、中国高速線、  千里ニュータウン、名神高速線、名古屋、四日市、津、新宮、五新線、熊野本宮、熊野線、  栗栖川、紀伊田辺、和歌山、和歌山線、高田、桜井線、(関)郡山、天王寺、  大阪環状線、四条畷、宇治、京都、ドリーム号、東京、ドリーム号、大阪、新大阪、  新幹線、西明石、尼崎、篠山口、園篠線、宇土観音、篠山本町、城北口、本篠山、  細工所、福住、園部、下山、園福線、行仏、妙楽寺、檜山、何鹿神社前、新須知、  丹波町役場前、常照寺下、丹波梅田、下六人部、丹波土師、福知山、山陰本線、  豊岡、宮津、東舞鶴、小浜、若江線、上中、敦賀、柳ヶ瀬線、疋田、琵琶湖線、  小荒路、北マキノ、マキノ役場前、塩津北口、木ノ本、永原、山科、石山、近城線、  石倉橋、加茂、伊賀上野、伊賀上野線、甲南、加太、亀草線、大岡寺、亀山、  関、亀草線、新水口、伊賀上野線、甲賀病院前、近城線、貴生川、三雲、亀草線、  柑子袋、西柑子袋、石部、草津、草亀線、東陶前、八幡線、下田口、近江八幡、岐阜、  名金線、美濃白鳥、向小駄良、大野線、中休、中の出、君ヶ代橋、越前大野、金沢、  名金線、堅田町、千谷口、鳴瀬、福光、富山、高山本線、太多線、高蔵寺、瀬戸西線、  志段味支所前、松原町、中水野、瀬戸追分、瀬戸記念橋、瀬戸北線、品野、  中馬線、明知、山岡、恵那線、遠山追分、上切、恵那富田、岩村、美乃坂本、  恵那線、恵那駒場、中津川、塩尻、諏訪線、諏訪今井、岡谷市役所前、  岡谷、下諏訪、諏訪線、長地学校前、横河川橋、東山田、大社通、上諏訪、  白樺高原線、霧ヶ峰、東餅屋、扉峠、美ヶ原落合、和田峠北線、上和田、大門落合、  白樺高原線、西白樺湖、東白樺湖、南平、蓼科牧場、芦田、長窪古町、和田峠北線、  信濃松島、中立岩、大屋、小海線、茅野、高遠線、高遠、笠原、伊那北、  水窪、天竜線、水窪町、西渡、中部天竜、二川、浜名線、東山口、高師原口、  久保田、神鋼電機前、上細谷、白須賀、潮見坂、大倉戸、新居役場前、浜名湖競艇場、  新居町、三ヶ日、宮口、西天竜線、西鹿島、袋井、浜松、東名高速線、静岡、  身延線、高尾、町田、新横浜、新幹線、小田原、沼津、御殿場、国府津、大船、桜木町、  横浜、新川崎、品川、川崎、南武線、立川、武蔵野線、松戸、尾久、赤羽、田端、  池袋、代々木、御茶ノ水、神田、秋葉原、錦糸町、木更津、館山、南房州線、西岬、  洲の崎灯台前、小沼、安房神戸、砂取、野島崎灯台、安房白浜、南房定観、安房小湊、  茂原、東金、成東、山武線、金尾、松尾、松岸、佐原、多古線、高根、多古仲町、  山武線、下総水戸、上総二川、千代田、多古線、整備地区、寺台、東町、成田、成田線、  土浦、南筑波線、古河、大宮、川越、寄居、高崎、新幹線、越後湯沢、上越線、  只見線、喜多方、加茂、長岡、新幹線、新潟、越後線、塚山、越後川口、飯山線、高田、  糸魚川、大糸線、篠ノ井、上田、鹿沢菅平線、万座・鹿沢口、浅間白根火山線、白根火山、  志賀草津高原線、草津温泉、長野原、渋川線、渋川、両毛線、宇都宮、  水都西線、氷室、東中の島、刈沼、祖母井、上根新田、小貝口、常野線、  芳賀黒田、茂木、水都西線、市貝町役場前、市塙、新治、友部、柿岡線、  羽鳥、飯沼、水都東線、赤塚、水戸、川尻、北常陸線、常陸川上、安良川、  高萩、大心苑、石打場、南中郷、赤井、夏井、磐城北線、小野新町、神俣、  磐城北線、本町、石川新町、磐城南線、磐城石川、磐城浅川、磐城南線、  浅川駅前、大草口、岡田、岡田口、棚倉古町、磐城棚倉、常陸大子、常野線、小川辻町、  烏山、矢板、塩原線、関谷宿、千本松、筋違橋、三島農場、那須塩原、  新白河、白棚線、南湖公園、緑ヶ丘、白河、松川、川俣線、遠西、福浪線、浪江上町、  南幾世橋、浪江、岩沼、角田線、槻木、丸森、角田線、小斉口、小斉線、  三月殿、東町、角田線、磐城角田、船岡、福島、新幹線、仙台、古川線、祇園社前、  古川十日町、沢辺、大沢田、有壁、上湧谷、気仙沼線、竹駒、遠野線、  岩手上郷、釜石、岩泉線、二升石、早坂高原線、沢廻、岩手中野、陸中海岸線、  平井賀、田野畑、陸中一ノ渡、普代駅前、久慈、平庭高原線、葛巻、陸中田代、  小鳥谷線、岩手野中、二戸線、一戸、大更、平館線、一方井、平館、荒屋新町、  二戸線、陸奥合川、鳥越観音前、盛岡金田一急行線、金田一、軽米線、金田一温泉、  軽米、陸中夏井、侍浜、八久線、陸中八木、種市、陸奥市川、浅虫、十和田北線、  電話局前、雲谷スカイランド、十和田湖、十和田南線、大湯温泉、新町、陸中花輪、十和田南、  十和田南線、バスターミナル、大館、弘前、十和田南線、盛岡、田沢湖線、横手、  北上線、前沢、一ノ関線、才田、母体、柴宿、一ノ関、新幹線、古川、陸羽東線、  新庄、米沢、米坂線、小国、小国線、玉川口、坂町、羽越本線、東能代、五能線、  浪岡、青森、函館本線、有珠、伊達線、日赤前、上弄月、萩原、旭町公営住宅前、  伊達紋別、胆振線、小樽、札樽線、宮の沢、発寒団地前、手稲、琴似、  札樽線、札幌、桑園、浦臼、石狩線、月形市街、岩見沢線、峰岡、峰延、  奈井江、石狩線、黄臼内、橋本町、大和市街、四線三号、熊見坂、堺線、  石狩沼田、留萠本線、羽幌線、南稚内、天北線、名寄、名寄本線、湧網線、  釧網本線、標茶、中標津、厚床、根室本線、池北線、北見、石北本線、旭川、  滝川、根室本線、新得、石勝線、室蘭本線、岩見沢、空知線、江別、野幌、  空知線、啓成高校前、厚別三区、旭町、青葉町二丁目、新札幌、大麻、空知線、  大麻十五丁目、東高前、釣橋、長沼線、上野幌、北広島、長沼線、広島市街、  共栄、夕張太、千歳橋、東町、長恵線、東長沼、長勝寺前、下山口、漁橋、  南九号、島松、長沼線、恵庭、苫小牧、日高町、日勝高原線、帯広、広尾、日勝線、  千平口、えりも岬、歌別、様似、鵜苫、日勝線、杵臼、日高幌別、荻伏市街、荻伏 3.3 経路一覧 (PDF) (XLSX) 3.4 乗車バス一覧 (PDF) ※補足「東名・名神高速線の夜行便に関する見解」 ※補足「自動車線をまたがる場合の乗車券の有効日数」 ※補足「自動車線をまたがる場合の経路の表示方」 ※補足「自動車線と鉄道の接続駅」 ※補足「国鉄自動車路線名称」 ※補足「自動車線普通旅客運賃表」 ※補足「駅と乗降場」 ※補足「鉄道駅と同一とみなすバス停」 ※補足「路線名称や運賃表に無い区間」 ※補足「コース上の欠落区間・代行区間・便乗区間」 3.5 期間中の旅行貯金局リスト (PDF) (XLSX) ・先生は期間中、武雄局(900)から宇和加茂局(1098)まで旅行貯金を楽しまれた。 ・旅行中断時を除いた訪問局数は、本編166局、四国編17局であった。 4 種村直樹氏について ・先生は、2014(H26).11.6に78歳で死去された。本稿は、先生の偉業を後世に語  り継ぐため企画された。 4.1 旅行貯金 ・旅行貯金をライフワークにされ、『気まぐれ郵便貯金の旅』という著作もある。  この本によると、1997年時点で3877局を訪問、福浪線 川房大柿 訪問記が掲載  されている。この本の付録「旅行貯金局リスト」を見ると、国鉄バス沿線の郵  便局も多数訪問されている事がわかる。 4.2 外周の旅 ・日本列島の外周に沿ってひとまわりする「日本列島外周気まぐれ列車」という  旅を、1980(S55).6.5〜2009(H21).6.6に行っている。96回(495日目)でゴール。 ・最長片道きっぷの旅で、ドリーム4号で東京に戻り、ドリーム1号で大阪に行く  までの間、旅を中断して、外周の旅 第11回(6.29〜7.1) 中湧別→礼文島→稚内  を実施している。 ・外周の旅で国鉄バス乗車記が含まれている回は、以下の通り。
#行程/日付乗車区間路線名掲載誌
11-2(2日目)
1980(S55).6.6
館山→洲の崎灯台前、
洲の崎灯台前→野島崎
灯台、小戸→千倉
南房州線『気まぐれ列車
で出発進行』
PART I
21-5(5日目)
1980(S55).6.9
相馬→原釜、
松川浦→相馬
相馬海岸線『気まぐれ列車
で出発進行』
PART I
34-3(16日目)
1981(S56).11.9
真崎入口→小本(県北)
、小本→北山崎、
北山崎→黒崎灯台
陸中海岸線『旅と鉄道』
83春(47号)
PART II 第二回
44-4(17日目)
1981(S56).11.10
黒崎灯台→普代駅前、
普代→陸中野田、
久喜浜→久慈
陸中海岸線
列車代行
『旅と鉄道』
83春(47号)
PART II 第二回
55-3(20日目)
1982(S57).6.7
陸奥脇野沢→下北温
泉前
下北線『旅と鉄道』
84冬(50号)
PART II 第三回
65-4(21日目)
1982(S57).6.8
下北温泉前→大湊、
浅虫→青森
下北線
十和田北線
『旅と鉄道』
84冬(50号)
PART II 第三回
77-2(27日目)
1983(S58).7.3
静内→浦河駅通、
日高幌別→会所前、
様似→幌満、
幌満→えりも、
えりも→えりも岬
日勝線『旅と鉄道』
84夏(52号)
PART III 第二回
87-3(28日目)
1983(S58).7.4
えりも岬→広尾日勝線『旅と鉄道』
84夏(52号)
PART III 第二回
97-4(29日目)
1983(S58).7.5
大樹→旭浜、
浜大樹→大樹
南十勝線『旅と鉄道』
84秋(53号)
PART III 第三回
108-1(30日目)
1983(S58).10.8
当縁→大樹(十勝)、
大樹→生花、
生花→忠類
南十勝線『旅と鉄道』
84秋(53号)
PART III 第三回
118-3(32日目)
1983(S58).10.10
国康寺→厚岸厚岸線『旅と鉄道』
84秋(53号)
PART III 第三回
1214-5(58日目)
1986(S61).7.5
青森→蟹田
※速熊氏
列車代行『旅と鉄道』
87春(63号)
PART IV 第1回
1314-6(59日目)
1986(S61).7.6
蟹田→青森列車代行『旅と鉄道』
87春(63号)
PART IV 第1回
4.3 著作 ・国鉄/JRバスに関する著作は、最長片道きっぷの旅の他、以下がある。  ◇『日本縦断鈍行列車の旅』 ドリーム号・広浜線  ◇『バス旅春夏秋冬』  ◇バスジャパンハンドブック
編集者 ・政宗3号さん、ふもふも館長(編集担当)

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