1985・夏 国鉄バスを使った
最長片道きっぷの旅
関東

2017-10-08

1985・夏 最長片道きっぷの旅【420】南房州線 1. 行程 ・38日目 1985(S60).7.18(木)
×館山→名郷浦南房州本線1+洲の崎線1不明
×名郷浦→西岬?(洲の崎線1)徒歩?
×西岬?→館山(泊)洲の崎線1+南房州本線不明
〒 西岬
・39日目 1985(S60).7.19(金)
△館山0810
→0845伊戸
南房州本線1
+洲の崎線1
館山発 砂山・
小沼経由 伊戸行
537-5402
日野RC300
△伊戸0908
→0943館山郵便局前
洲の崎線1
+南房州本線1
伊戸発 館山行531-2477
いすゞK-CJM500
×館山郵便局前
→館山
(南房州本線1)徒歩
△館山1015
→1039犬石
南房州本線1館山発 安房白浜行537-4974
日野P-HU225AA
△犬石1057
→1128安房白浜
南房州本線1館山発 安房白浜行537-4975
日野P-HU225AA
欠落(23) 砂取〜野
島崎灯台〜安房白浜
南房州本線3故意
代行(23) 砂取→長
尾橋→安房白浜
南房州本線1
○安房白浜1150
→1615安房小湊
南房州本線1+5館山発 安房小湊行
定期観光 南房1号
641-0913
いすゞK-CPA550
〒 館山、館山駅前、神戸、太海、小湊
2.乗車券の経路 ・南房州本線1 館山〜潮留橋 ・洲の崎線1 潮留橋〜西岬〜加賀名〜名郷浦〜洲の崎灯台前〜西川名〜伊戸       〜小沼〜砂山〜安房神戸 ・南房州本線1 安房神戸〜犬石〜安房自然村〜砂取 ・南房州本線3 砂取〜野島崎灯台〜安房白浜 ・南房州本線1 安房白浜〜南千倉 ・南房州本線5 南千倉〜安房小湊 3. 路線名称と略図 ◇南房州線   南房州本線    1 館山−千倉    2 館山−鏡ヶ浦−宮城    3 砂取−安房白浜    4 安房横渚−安房白浜    5 南千倉−誕生寺   豊房線    1 館山−長尾橋   洲の崎線    1 潮留橋−西川名−安房神戸    2 西岬−小沼    3 加賀名−西岬小学校入口    4 洲の崎燈台前−洲の崎燈台    5 伊戸−安房自然村                               誕生寺○                                  |                              安房小湊◎                                  |                              亀田病院☆                                  |                          鴨川シーワールド○           鏡ヶ浦○                   |              : 館山◎           安房鴨川◎              :   |               |              +………+−−・  太海フラワーセンター☆              :   |  |            |              : 電話○  ○南町          |          市営  : 局前|  |         役  |瀬          住宅前 :   |  |      千倉 場  ☆戸         ・−○−−○−−−○−−○来福寺前   ◎ 前 ‖|川        /     宮城  |潮  \      +=☆・ ・橋     西岬○          |留   \     |   /      / \ 西岬小     |橋  青柳○ 南千倉○−−+  加賀名○   ○学校入口  砂 |     |    |  ☆南千倉     +−−○−+   砂 山 ○洲の宮  |    |  ‖海岸     | 西岬小 \  山 口 |   豊房○ 本千倉○  ‖  名郷浦○ 学校前  ○−○−○−+(かんべ) |     \ ☆汐湊     |     /小     ○安房神戸 |      \‖     |(ばんだ)・ 沼     |     |   安房平磯○     ○坂田  |       |   小塚|       |  洲の崎|    | 南房  犬石○−−○大師|       |  灯台 |    | パラダイス |     ○下神余    |   ○…○−−○−○−−○−−−−○相の浜  |       |    洲の崎 西 伊    (めら)|     |       |    灯台前 川 戸     布良○     |       |安房        名         |    長|(よこすか)  ○白浜             安房自然村○ 砂  尾| 安房   /                  | 取  橋| 横渚  /            フラワパーク○−○−○−○−○+−○                     白浜\   | |野島崎                     中学校・−−+ |灯台口                            \|                             ○野島崎灯台  ※館山〜鏡ヶ浦〜宮城、洲の崎燈台前〜洲の崎燈台は、休止中。  ※潮留橋〜来福寺前(〜青柳)、犬石〜小塚大師は、路線名称にない。 4.掲載 4.1 連載誌 S61.5号 8.関東・信越編(上) ◇写真(南房号のガイドは国鉄正社員、イルカのショー、安房小湊駅)、 ◇解説(641-0913)、◇略図(南房州線)、◇誤植(名護浦→名郷浦) 4.2 単行本 p.184〜188 ◇写真(館山の国鉄バスターミナル、南房号のガイド)、◇略図(南房州線)、 ◇誤植(名護浦→名郷浦)、◇追記(半日同行する女性読者、駅で見送る) 5. エピソード ・名郷浦バス停に「水着でのご乗車はご遠慮ください 魚とり用モリは安全カ  バーをつけて」との注意書きがあった。 ・館山駅前の国鉄バス乗り場は5番線までずらりと並び、向かい側には南房定期  観光バスが発車する7番線もあって、隣の車庫から次々バスが出入りし壮観。 ・「伊戸なら1番線、料金も違う」と運転手。8時10分に1番線、2番線、4番  線、そしてこの5番線と4本のバスが同時発車。 ・同じ伊戸行きでも朝2本の砂山・小沼経由ローカル便に誤乗してしまったが、  逆コースで一回りする。安房神戸手前を右折してゴルフ場とホテルにはさまれ  た細道を進む。 ・洲の崎灯台経由は20人ほどのばあさまが乗り込み、賑やか。名郷浦辺りからど  んどんお客が増え、住民に根付いている路線。 ・きっぷの経路は野島崎灯台へ寄り道するが、白浜行きの灯台経由は午後1本し  かなく「南房1号」に間に合わないからカット。 ・定期観光バス「南房1号」には国鉄職員の女性ガイドが乗務していた。お客は  10人ほど。太海フラワーセンターで45分休憩だが、昼食タイムで2階の食堂へ  直行。安房鴨川駅で下車希望がなかったので鴨川シーワールドへ直行し、1時  間40分の自由見学。最終コースは日蓮生誕の地という誕生寺に寄って安房小湊  駅に入った。バスは行きに駅へ寄らないので、安房小湊〜誕生寺間1.8kmを区間  外復乗したような恰好になった。 6. 旅の考察 ・S61.3.3改正時刻表と単行本の写真から、当時の番線は以下の通りと推察する。  (1) 洲の崎線  館山810発 坂田回り一周・西小経由 館山行(伊戸847着)  (2) 洲の崎線  館山810発 市営住宅前行  (3) 豊房線   館山835発 豊房経由 安房白浜行  (4) 南房州本線 館山810発 安房神戸経由 安房白浜行  (5) 砂山線   館山810発 砂山経由 伊戸行(伊戸845着)  (7) 定期観光バス  ※遅くともH4までに、(3)南房州本線、(4)豊房線に変更された模様。 ・洲の崎線1「潮留橋−西川名−安房神戸」は、潮留橋〜西岬〜坂田〜洲の崎灯台  前〜西川名〜伊戸〜小沼〜砂山〜安房神戸であった。 ・当時の洲の崎線運行形態は、坂田回り一周(逆回りは小沼回り一周)が中心で、  館山→西岬→坂田→伊戸→小沼→西岬小学校入口→西岬→館山という循環運転。 ・洲の崎線1のうち「小沼〜砂山〜安房神戸」は、砂山線として、館山〜西岬〜小  沼〜安房自然村と館山〜洲の宮〜小沼〜伊戸の系統で使われた。 ・洲の崎線3「加賀名−西岬小学校入口」は西岬小学校前を通るため「西小経由」  と呼称されていた。 ・西岬〜加賀名は、洲の崎線1(1.0)より洲の崎線2+3=西岬小学校入口・西岬小学  校前経由(0.9+1.3)が長い。しかし、当時「西小・坂田回り一周」という系統は  なく、逆回り「小沼回り一周・西小」なら1便のみ存在した。ルール上、小沼で  乗換は出来ないので、この経路を採用することは難しいと思われる。 ・当時の灯台経由は、館山1240発の1便、白浜830発,1400発,1500発の3便。 ・南房州本線3「砂取−安房白浜」のうち、野島崎灯台〜野島崎灯台口の道路は、  灯台方面の一方通行になっていた。 ・南房州本線4「安房横渚−安房白浜」は、野島崎灯台から白浜に向かう専用経路。 ・よって、最長片道きっぷの経路は、南房州本線3+4+1が正解かもしれない。 ・当時の南房号の経路は、瀬戸川橋経由ではなく、役場の東を通っていた旧道経  由と解釈した。 ・女性読者と旅行貯金・海水浴・旅館の夕食まで一緒だったようだが、連載誌で  は記載がなかった。女性読者から載せてほしいとリクエストがあったか? ※
路線解説【420】南房州線
安房小湊〜茂原〜大網〜東金〜成東
1985・夏 最長片道きっぷの旅【417】多古線【418】成田空港線【419】山武線 1. 行程 ・39日目 1985(S60).7.19(金)
○成東1900
→1918金尾
山武本線1成東発 多古行527-8003
日野RE101
欠落(24) 金尾〜松尾山武本線3故意
代行(24) 金尾→松尾(山武本線3)タクシー
○松尾→八日市場→松岸総武本線
○松岸→佐原(泊)成田線
・40日目 1985(S60).7.20(土)
○佐原0720
→0823多古仲町
栗源線1
+多古本線1
佐原発 多古行527-8001
日野RE101
欠落(25)
多古仲町〜小池
山武本線1
+芝山線1
故意
代行(25)
多古仲町→小池
(山武本線1
+芝山線1)
タクシー
○小池0845
→0910千代田
芝山線1松尾発 成田行527-0014
日野K-RE101
×千代田→多古仲町徒歩
○多古仲町1206
→1259成田
多古本線1+3+1八日市場発
整備地区経由
成田行
527-9002
日野RE141
〒 千代田、多古(#1000)、多古南
2.乗車券の経路 ・山武本線1 成東〜金尾 ・山武本線3 金尾〜松尾 ・栗源線1 佐原〜栗源仲町〜高根 ・多古本線1 高根〜多古仲町 ・山武本線1 多古仲町〜切通〜下総水戸〜島入口〜上総二川 ・芝山線1 上総二川〜千代田 ・多古本線3 千代田〜整備地区〜寺台 ・多古本線1 寺台〜東町〜成田 3. 路線名称と略図 ◇多古線   多古本線    1 八日市場−成田    2 飯笹−中五辻    3 千代田−寺台   豊栄線    1 八日市場−田久保−多古仲町   栗源線    1 高根−佐原    2 御所台−本五辻    3 下仲町−佐原(南回り)   神崎線    1 五辻−原宿 ◇成田空港線    1 成田−成田空港 ◇山武線   山武本線    1 多古仲町−成東    2 切通−島−島入口    3 金尾−松尾   芝山線    1 宮台−千代田     神埼大橋     江戸崎    江戸崎      Λ       Λ      Λ      ・       | 佐原   |  下総神崎◎       |  ◎   ○仲河岸      ・   佐原女子|  |東関戸|      ・    高校前○−−+−○−+<・      ○原宿        |     |下仲町     小見川      :     諏訪神社前○−>−○>+−○−○寺野   ◎      ○多良貝          中宿     |     ・      :                    |     ・      ○一鍬田 御料地  下総         ○九美上  ・      |    入口   二本松        |    ・   本五辻○……………○…………○         ・   ・      |           :       /   ・   中五辻○……・         :   栗源○・・・○山倉      |  :          :   / ・   <−−○−−○−・         : /   ・   成田 五辻 飯笹 \         ○御所台  ○飯高             ・  多古    |     ・             |  新町    |     ・           染井○−+−○−・  |     ・               |   |  |高根   ・               +○−−○−−○     ・               |多古 多古  \ 下総 ・        上総二川<−−+仲町 本町   \吉田 ・               |         ○−−○匝瑳高校下             多古○−−−−−−○吉田   |                      |下    ○田町                      |     |                   田久保○   上 +−○東本町                       |   出羽○ |                    豊栄○−−○−−+−◎八日市場                        西八日                        市場                ・−−−−・             寺台/     |     成田 ・・・・・・○  成田空港|  原宿・神崎大橋     山前・ 東町  / \   ○−+     Λ      ○−−○−−○   ○法華塚 |     |  薬師 /|    /松原  |    ○京成空港駅|  堂前○ |市役 /     |    |  中五辻○……・    | ○所前/      |整備地区○     |  :  成田◎−+−+    大清水○    ○空港南口 |  :     \|  ・      |    | ・−−−○  :      ○   ・     |    |/   五辻\ :    京成成田   ○・・・・○−−−−○−+・・   \:          北大和  三里塚  千代田|  ・ 飯笹○     佐原                       |  ・   |   八日市場                       |  ・   | +−+−−>                       |   ・染井| | |多古                   上総浅川○    ・・○−+−○仲町                       |      ‖   |                       |      ‖多古台|多中病                       |      ・=☆=+=☆                       |          |                       |      消防署前○                       |         /|多古                       |      切通○ ○−−>                       |       /| 八日市場                       |  下総水戸○ |                       |      | |                       |   島入口○−○島                       |      |                       | ・−−−−○牛の尾                       | |上総二川                     小池○−○−・                         | |                    芝山古墳前○ ○芝山                         | |                         ・−○宮台                  東金  日向   |                   ◎・・・◎・・・○山室                           |                           ○金尾                          /|                         / |                      成東◎  ◎松尾  ※江戸崎〜佐原、水郷大橋〜佐原は、霞ヶ浦線 4.掲載 4.1 連載誌 S61.5号 8.関東・信越編(上) ◇写真(成田駅) ◇誤植(行程表 多古仲町1206発 山武本、多古本線は多古本線が正当) 4.2 単行本 p.188〜192 ◇誤植(行程表 多古仲町1206発 山武本、多古本線は多古本線が正当) 5. エピソード ・成東では朝夕2本だけの多古行きがあった。金尾〜松尾は終バスが出た後のよ  うだが、ここに泊まって朝のバスを待つ気にはならず、奥の手にたよる。 ・成東の国鉄バス乗り場は、京成バスターミナル反対側の便所の前にあるが、タ  クシー乗り場に隠れて注意深く探さないと見つからない。それでも発車時刻が  近づくと女子高生ら5人が集まってきた。 ・バスはしばらく国道126号線を走り、暮れなずむ田んぼの中を左折、曲がりく  ねった小道へ分け入る。金尾の三差路で降りるとなんでも屋さんの電話を借り  て松尾のタクシーを呼ぶ。 ・多古から二川までタクシー代行とするが、上総二川停留所と思しき場所に行き  着く前に成田行きのバスが来る。小池に停まったバスの前に強引に回り込んで  追跡成功。 ・佐原発7時20分の多古仲町行きは総勢5人を乗せ緑濃い丘陵にカーブを描く道  を進み、工事中の東関東自動車道を渡る。次第に高校生が増え、里芋畑を抜け  た栗源で立ち客も出た。通学バスそのものでやがて幼稚園児も加わる。 ・多古仲町12時06分発の整備地区経由成田行きに乗り、運転士に頼み千代田で停  まってもらってスーツケースを積み込む。バスは成田空港の金網に沿って木の  根地区を通り、検問所を通過して京成空港駅に寄った。 ・厳重な鉄柵の検問ゲートを出て空港取付け道路を淡々と走ったバスは、成田市  内へ入って国道51号線へ降りた。成田山山門前から京成成田駅を経て国鉄成田  駅に着くと13時近い。 6. 旅の考察 ・当時の金尾〜松尾の最終バスは、成田からの松尾1719着と松尾1910発の三里塚  行きになる。 ・成東1900発の多古行きは金尾1919、松尾1910発の三里塚行きも金尾1919と同時  刻発着であった。両バスは金尾〜上総二川は相前後して走り、上総二川発は多  古行きが1930、三里塚行きが1933であった。 ・切通〜島入口は、島経由1.9kmに対して、下総水戸経由が2.5kmで0.6km長い(  きっぷの経路は下総水戸経由)。 ※
路線解説【417】多古線、※路線解説【418】成田空港線、 ※路線解説【419】山武線
成田〜我孫子〜土浦
1985・夏 最長片道きっぷの旅【408】霞ヶ浦線 1. 行程 ・40日目 1985(S60).7.20(土)
○土浦1520
→1635下妻上町
山ノ荘線1
+南筑波線1
土浦発 下妻上町行527-9022
日野RE101
2.乗車券の経路 ・山ノ荘線1 土浦〜亀城公園前 3. 路線名称と略図 ◇霞ヶ浦線   霞ヶ浦本線    1 土浦−佐原    2 土浦−大岩田二区    3 谷津入−一本松    4 姥神−信太古渡    5 伊佐部−押砂    6 水郷大橋−佐原   山ノ荘線    1 土浦−ゆう・もあ村    2 笠師−馬立口−常陸寺前   君島線    1 阿見−君島−江戸崎高校前    2 霞台−阿見役場前    3 竹来−竹来下    4 追原辻−島津    5 布佐橋−大形    6 江戸崎西高前−江戸崎高校前   安中線    1 木原−安中    2 大山−大谷   十余島線    1 江戸崎高校前−阿波−押砂−東役場前    2 神宮寺−高田須賀    3 下阿波−甘田−水神    4 脇川−神崎大橋   浮島線    1 古渡−浮島        ゆう・        もあ村○           |        山ノ荘○           |       常陸寺前○          / \       道知○   ○粟野          \ /         笠師○           |       亀城  ○中並木       公園前 |   古河<−−○−−○土浦一高前        |  富士崎町○−◎土浦      | |  小松坂下○−○蓮河原       \   土浦三高下○         \      霞台○−○阿見       /|  \   阿見 ○ ○竹来 ・   役場前  |  /     掛馬台○−○竹来下        |  \     追原辻○−−−○島津        |   |      君島○   ・        |    \    大形○−○布佐橋  \        |    木原○−−−○大塚     一本松○ 美駒   |   |       / \寮前   |   ○馬掛  江戸崎 /   ○−○−−○谷津入|  西高前/ 小角/ 美浦トレ|   |    ○−−−○  セン前 ○−−−○−○安中    |   |      |大谷 大山  常陸○   ○佐倉原 姥神○  犬塚|   |     /|    ○−−−+−−−−・ ・   愛宕下   |吹上   /        ○−−−−○信太古渡   江戸崎 /     |   高校前○    古渡○−−○−−○浮島      |     /  桜川村   江戸崎○    ・   役場前      | 常陸岡|  高田須賀○−−○−○神宮寺              |    |    阿波崎   上須田      | 下阿波○−○−−−○−−−−−○      |    | 甘田      伊佐部\水神    浦向○−−−−○−−−−−−−−−−○−−○ 東役          常陸\         |   \場前          幸田 \        ○佐原組 ○−−○西代              ○脇川 ・   |新田 /   |               \ /|下橋向|  /  水郷|                +○−−○−○−・   大橋○−−−−−−・                橋向|/  押砂      |  ◎佐原 |                  ○         佐原○  +   ○佐原市                  神崎        女子 \ |\  |役所前                  大橋        高校  ・+−+−+                                 |   |                                 ○−−−○                               諏訪神社前 中宿  ※亀城公園前〜古河は、南筑波線 4.掲載 4.1 連載誌 S61.5号 8.関東・信越編(上) 4.2 単行本 p.192〜p193 5. エピソード ・下妻上町行きは土浦市街地の商店街の真ん中を抜けて、立ち客を大勢乗せて巨  大なコンクリート橋高架下へ出た。 ※
路線解説【408】霞ヶ浦線
1985・夏 最長片道きっぷの旅【407】南筑波線 1. 行程 ・40日目 1985(S60).7.20(土)
○土浦1520
→1635下妻上町
山ノ荘線1
+南筑波線1
土浦発 下妻上町行527-9022
日野RE101
○下妻上町1649
→1749古河
南筑波線1下妻上町発 古河行521-8009
いすゞBU04改
2.乗車券の経路 ・南筑波線1 亀城公園前〜下妻上町〜古河 3. 路線名称と略図 ◇南筑波線    1 亀城公園前−古河       久能 大綱 松本  古河◎−−○−−○−−○−−○下妻上町                |                ○吉沼                |                ○篠崎                |                ○常陸大曽根                |                ○常陸栄                |             虫掛橋○                 \             亀城公園前○−>常陸寺前                  |                  ◎土浦                  |                  V               江戸崎・佐原  ※土浦〜亀城公園前〜常陸寺前は、山ノ荘線  ※土浦〜江戸崎〜佐原は、霞ヶ浦本線 4.掲載 4.1 連載誌 S61.5号 8.関東・信越編(上) 4.2 単行本 p.192〜p193 5. エピソード ・下妻上町行きは土浦市街地の商店街の真ん中を抜け、立ち客を大勢乗せて巨大  なコンクリート橋高架下に出た。やがて桜村となり、稲、ネギ、トウキビ畑と  住宅地が共存している狭い道をのどかに走る。 ・突然という感じで左手に筑波大学が現れ、車内に空席ができた。その後はずっ  と田園地帯が続き、古びた蔵造りの残る下妻市の中心へ入っていく。 ・下妻上町で古河行きに乗り換えると雲行きが怪しくなった。次第に路面が濡れ  てきて、雨水に洗われている十字路にかかる。 ※
路線解説【407】南筑波線
古河〜大宮〜川越〜高麗川〜寄居〜倉賀野〜高崎(泊)〜上毛高原〜越後湯沢 〜浦佐〜小出〜只見〜会津川口〜西若松〜会津若松〜喜多方〜新津〜加茂 〜長岡〜燕三条〜新潟〜吉田〜柏崎〜塚山〜宮内〜越後川口 ※宮内〜長岡(泊)〜宮内
1985・夏 最長片道きっぷの旅【---】代行バス 越後川口〜越後岩沢 1. 行程 ・42日目 1985(S60).7.22(月)
欠落(26) 越後川口
〜越後岩沢
飯山線運休(工事)
代行(26) 越後川口0724
→0746越後岩沢
工事代行バス国鉄バス527-7017
日野RE100
4.掲載 4.1 連載誌 S61.6号 9.関東・信越編(下) ◇写真(越後川口駅と国鉄バス) 4.2 単行本 p.198〜p200 5. エピソード ・内ヶ巻トンネル改築工事のため、越後川口〜越後岩沢は8/9までバス代行。 ・越後川口で3分接続ダイヤの飯山線代行国鉄バスは、2台。 ・女性車掌は、さらりと座席を埋めたお客の切符を改める。

1985・夏 最長片道きっぷの旅【---】代行バス 飯山〜豊野 1. 行程 ・42日目 1985(S60).7.22(月)
○越後岩沢→十日町飯山線
○十日町→飯山飯山線
欠落(27) 飯山〜豊野飯山線運休(災害)
代行(27) 飯山1147→1225豊野災害代行バス長野電鉄バス
〒 十日町、豊野、浅野
4.掲載 4.1 連載誌 S61.6号 9.関東・信越編(下) 4.2 単行本 p.199〜p201 5. エピソード ・越後岩沢駅で、飯山線土砂崩壊のため、急行「野沢」号の運休を知る。 ・昨日午後から飯山〜豊野でバス代行。一日に同じ線区で性格の違う代行輸送を  二回体験できるが、野沢号運休を始発駅長岡駅が知らんぷりとはひどすぎる。 ・飯山駅は混乱。代行バスが豊野と木島の二方向へ運転され、長野へのお客は木  島からの電車で代行輸送しているようだが、はっきりしない。 ・豊野行きは、国道117号一部不通のため、信州中野経由で運転。
豊野〜高田〜直江津〜糸魚川〜南小谷〜松本〜篠ノ井〜上田 ※篠ノ井〜長野(泊)〜篠ノ井 〒 糸魚川

1985・夏 最長片道きっぷの旅【415】鹿沢菅平線 1. 行程 ・43日目 1985(S60).7.23(火)
○上田1345
→1507新鹿沢温泉
鹿沢菅平線1+4上田発
新鹿沢温泉経由
草津温泉行
531-4479
いすゞP-LV318M
×新鹿沢温泉1552
→1556鹿沢温泉口
鹿沢菅平線4新鹿沢温泉発
古永井経由
万座・鹿沢口行
531-6403
いすゞBU20K
○鹿沢温泉口1608
→1633万座・鹿沢口
鹿沢菅平線1新鹿沢温泉発
古永井経由
万座・鹿沢口行
531-6403
いすゞBU20K
〒 田代(鹿沢温泉口)
2.乗車券の経路 ・鹿沢菅平線1 上田〜菅平口〜古永井〜鹿沢温泉口〜干俣口〜万座・鹿沢口 3. 路線名称と略図 ◇鹿沢菅平線    1 上州大津−上田    2 干俣口−仁田沢    3 上の貝橋−上の貝−中央干俣    4 鹿沢温泉口−鹿沢温泉    5 農場口−農場前    6 鹿沢休暇村口−鹿沢休暇村    7 菅平口−菅平高原    8 菅平−西菅平           長野原            Λ            |      草津温泉<−○上州大津            |            |      白根火山<−○上州三原            |      万座・鹿沢口◎−>中軽井沢            |       中央 上の|       干俣 貝橋|  仁田沢○−−○−○−○干俣口         \|  \       上の貝○   \        鹿沢          |    \  農場前  休暇村   バラギ湖○−−○研修セン ・  ○ 新鹿沢○         /|ター口  |  | 温泉 |   嬬恋スキー○ ○  鹿沢温○−−○−−○−○−○鹿沢温泉   場     研修セ 泉口 | 農場口  鹿沢休         ンター    ○古永井   暇村口                |                ○鳥居峠                |                ○上渋沢             菅平 |      菅平高原○−−○−−○菅平口             |  |          西菅平○  |              ・−○真田              | |        新長小学校前○−○長小学校前                |                |                |                ◎上田                |                V               丸子町  ※長野原〜上州大津〜草津温泉は、志賀草津高原線  ※白根火山〜上州三原〜万座・鹿沢口〜中軽井沢は、浅間白根火山線  ※上田〜丸子町は、和田峠北線 4.掲載 4.1 連載誌 S61.6号 9.関東・信越編(下) ◇解説(531-4479) 4.2 単行本 p.203〜205 5. エピソード ・上田発草津温泉行きバスは、黄色い帽子の小学生が大勢乗ったりして生活路線。 ・鳥居峠で時間調整し、高原野菜畑の中を行き、足の悪いおじいさんを古永井集  落にある家のそばに便宜停車して降ろしてあげたりしながら、バスは鹿沢温泉  口で国道をそれ右折した。 ・鹿沢温泉口から10分余り後の万座・鹿沢口行きに乗車したが、新鹿沢温泉から  乗ったバスが古永井集落まで往復してきたのであった。 6. 旅の考察 ・鹿沢温泉口から乗った万座・鹿沢口行きのバスについて、本文では「新鹿沢温  泉を経由したのが寄り道」とあるが、1985(S60)年8月現在ダイヤを見ると、  駅間所要時間からみて、この便は万座・鹿沢口〜新鹿沢温泉の系統で、往路は  直行、復路が古永井経由で運行された模様である。なお、古永井までのお客は  新鹿沢温泉を跨いで乗車できたものと推測される。   万座・鹿沢口1506→鹿沢温泉口1536→1540新鹿沢温泉1552→鹿沢温泉口1556   →(古永井往復)→鹿沢温泉口→1633万座・鹿沢口 ※
路線解説【415】鹿沢菅平線
1985・夏 最長片道きっぷの旅【416】浅間白根火山線 1. 行程 ・43日目 1985(S60).7.23(火)
欠落(28) 万座・鹿沢口
〜万座プリンスホテル前
浅間白根火山線1共通乗車
代行(28) 万座・鹿沢口1700
→1752万座プリンスホテル前(泊)
浅間白根火山線1西武バス
・44日目 1985(S60).7.24(水)
欠落(29) 万座プリンスホテル前
〜白根火山
浅間白根火山線1共通乗車
代行(29) 万座プリンスホテル前0900
→0915白根火山
浅間白根火山線1西武バス
2.乗車券の経路 ・浅間白根火山線1 万座・鹿沢口〜万座温泉〜万座プリンスホテル前〜白根火山 3. 路線名称と略図 ◇浅間白根火山線    1 白根火山−万座温泉−鬼押出し−中軽井沢    2 表万座スキー場入口−表万座スキー場           白根火山       湯田中<−○−>草津温泉・上州大津・長野原            |    万座プリンス○−+      ホテル前  ○万座温泉            |            |      表万座スキー○−○表万座スキー場      場入口   |            |        上州三原○−>上州大津・長野原            |        上田<−◎万座・鹿沢口            |            |            ○鬼押出し            |            |            ◎中軽井沢  ※長野原〜上州大津〜草津温泉〜白根火山〜湯田中は、志賀草津高原線  ※上州大津〜上州三原〜万座・鹿沢口〜上田は、鹿沢菅平線 4.掲載 4.1 連載誌 S61.6号 9.関東・信越編(下) 4.2 単行本 p.205〜207 5. エピソード ・どこからか硫黄臭が漂ってくると万座温泉だった。西武バスだから西武系列の  プリンスホテル前が終点で、万座温泉停留所を左折して急坂をのぼる。 ・下車時の乗車券チェックも券番と発行駅を書き写しただけで簡単に済んだ。 ・万座・鹿沢口からきたバスには旅館のお手伝いさんと分かる女性が2人乗って  いるだけだったが、ホテルから若い女の子グループらが加わり、はなやいだ。  バスのテープガイドも流れ出す。 ※
路線解説【416】浅間白根火山線
1985・夏 最長片道きっぷの旅【414】志賀草津高原線 1. 行程 ・44日目 1985(S60).7.24(水)
欠落(30) 白根火山
〜草津温泉
志賀草津高原本線1共通乗車
代行(30) 白根火山1000
→1030草津温泉
志賀草津高原本線1西武バス
○草津温泉1150
→1220長野原
志賀草津高原本線1草津温泉発
長野原行
647-2983
日野K-RC721P
〒 草津、長野原
2.乗車券の経路 ・志賀草津高原本線1 白根火山〜草津温泉〜上州大津〜長野原 3. 路線名称と略図 ◇志賀草津高原線   志賀草津高原本線    1 長野原−湯田中    2 運動茶屋−草津温泉(北回り)    3 蓮池−蓮池ロープウェイ   花敷線    1 長野原−野反湖    2 花敷温泉口−花敷温泉        蓮池ロープ          ウェイ          ○     白根      渋温泉 |  渋峠 火山    ○−−○−−○−−○−−○−・   湯田中    蓮池    |  \                V   ○殺生河原    野反湖              万座・鹿沢口 \        ○              中軽井沢    ・       |                      |       |               天狗山スキー場○       |                      |   花敷○−○花敷                 ・−○+−+   温泉  ・温泉口                / 運動 \|      /               ・  茶屋  ○草津温泉 /               |           ○           草津田所○          /六合               |         / 山荘           吾妻立石○      太子○               | 長野原   /               | 役場前  /長野原    上田、万座・鹿沢口<−○−−○−−○−−◎−>渋川              上州大津  須川橋  ※渋川〜長野原は、渋川線  ※上州大津〜万座・鹿沢口〜上田は、鹿沢菅平線  ※白根火山〜万座・鹿沢口〜中軽井沢は、浅間白根火山線 4.掲載 4.1 連載誌 S61.6号 9.関東・信越編(下) ◇写真(長野原駅バス乗り場) 4.2 単行本 p.207〜208 5. エピソード ・白根火山から志賀草津道路を草津温泉へ下ったバスも西武。この付近は西武圏で  国鉄バスは添え物の感がある。 ・草津温泉では行先別の改札があり、長い経路のきっぷを見せているうちに長野電  鉄バスに間に合わなくなった。日交観職員らしき改札氏によれば、長野電鉄に乗  るには乗車券を呈示して「共通券」と引き換えなければならないそう。大駅にな  ると話が面倒になる。なにしろ、みどりの窓口があり、1番線から12番線まで並  ぶ本格的な駅である。 ・プランニング段階で「自動車線普通旅客運賃表」には志賀草津高原本線の運動茶  屋〜草津温泉間0.4kmの他に0.7kmの大回り枝線がみつかり、枝線経由を希望した  が、一方通行のための路線設定で草津温泉から運動茶屋方向へは経由できないと  の回答だった。温泉中心部の道路が狭いので特別措置をとっているようだ。 6. 旅の考察 ・志賀草津高原本線の運動茶屋〜草津温泉は、本線経由と運動茶屋〜草津温泉(北  回り)の2つの経路があるが、その位置関係は次の通りである。               Λ白根火山               |               ○天狗山スキー場       運動      |       茶屋 0.05+0.35 |1.6   長野原<−○−+−−−−+           \ ← |            ・↓↑|0.3     0.05+0.05+0.3  \ |              \|               ○草津温泉  この付近の一方通行は上図の通りであり、長野原行きは草津温泉付近のループ区  間を1周+αして運動茶屋に向かうため、本線経由の一部と北回り支線を通る。  国鉄時代の資料によると運動茶屋〜草津温泉、草津温泉〜天狗山スキー場の運賃  計算キロ程は次の通りとされていた。   草津温泉〜運動茶屋 {(0.05+0.05+0.3)+(0.3+0.35+0.05)}/2=0.6km   草津温泉〜天狗山スキー場{(1.6+0.35+0.05+0.3)+(0.3+1.6)}/2=2.1km ※
路線解説【414】志賀草津高原線
1985・夏 最長片道きっぷの旅【413】渋川線 1. 行程 ・44日目 1985(S60).7.24(水)
○長野原1355
→1437群馬原町
渋川線1長野原発 群馬原町行331-4075
いすゞP-LR312J
○群馬原町1457
→1557渋川
渋川線1+2+1群馬原町発
温泉センター経由 渋川行
331-4471
いすゞP-LR312J
〒 原町
2.乗車券の経路 ・渋川線1 長野原〜川原湯〜原町駅前〜中之条〜センター入口〜小野上〜渋川 3. 路線名称と略図 ◇渋川線    1 渋川−長野原    2 センター入口−温泉センター    3 川原湯−川原湯温泉  草津温泉  上田          岩島 郷原 原町    塩川 センター  上州大津    川原湯 駅前 駅前  駅前   鉱泉 入口    渋川   <−−−◎−−−◎−−○−−○−−−○−−◎−−○−○−−◎−−−◎      長野原  |           中之条  \| 小野上           ○川原湯温泉            ○                           温泉センター  ※温泉センター〜塩川鉱泉は、路線名称に無い  ※長野原〜上州大津〜草津温泉は、志賀草津高原線  ※上州大津〜上田は、鹿沢菅平線 4.掲載 4.1 連載誌 S61.6号 9.関東・信越編(下) ◇写真(長野原駅バス乗り場) 4.2 単行本 p.208〜209 5. エピソード ・左上にレール、右下に吾妻渓谷がひかえる川原湯付近で景勝と温泉ガイドの  テープが回る。 ・温泉センターは地元の人の憩いの場とみえ、お年寄りが数人乗った。 ・バスの中に国鉄の求人広告が張り出しており、「長期臨時雇用員」という身分  のバスガイドで18〜35歳の女性なら未経験者でもよく、日当4350円に諸手当と  なっている。 ・渋川駅前に着くと、運転手がバスの下車印を見つけて「うちにも下車印があっ  たような気がする」と事務所へ駆け込んだが、「悪いなあ。やっぱりなかった。  こんなものを押してきたけどいいかな」と別紙の空白に「長野原自動車営業所  渋川支所」のゴム印が見えた ※
路線解説【413】渋川線
渋川〜新前橋〜小山〜宇都宮 ※小山〜上野(泊)〜小山〜宇都宮 〒 川崎鷺沼、横浜美しが丘、青葉台、長津田
1985・夏 最長片道きっぷの旅【406】水都西線 1. 行程 ・45日目 1985(S60).8.1(木)
○宇都宮0823
→0852氷室
水都西本線1東武駅前発 給部行521-0009
いすゞK-CLM500
○氷室0934
→0957刈沼
水都西本線1+5宇都宮発 東部団地経由
宇都宮行
527-8031
日野RE101
×刈沼
→東部団地?→刈沼
徒歩?
○刈沼1121
→1155荒宿
水都西本線4+1東武駅前発
市貝小学校前経由
茂木行
527-8019
日野RE101
欠落(31)
荒宿〜小貝口
水都西本線1故意
代行(31)
荒宿→小貝口
(水都西本線1)徒歩
×小貝口→荒宿横町(水都西本線1)徒歩
×荒宿横町→小貝口(水都西本線1)タクシー
(小貝口
→芳賀黒田→茂木)
【405】常野線
○茂木1420
→1434市貝町役場前
水都西本線1茂木発 東武駅前行527-8016
日野RE101
欠落(33)
市貝町役場前〜市塙
水都西本線9故意
代行(33)
市貝町役場前→市塙
(水都西本線9)徒歩
〒 宇都宮東部団地
2.乗車券の経路 ・水都西本線1 宇都宮〜鐺山〜西中台〜氷室〜北氷室〜東中の島 ・水都西本線5 東中の島〜東部団地〜刈沼 ・水都西本線4 刈沼〜芳賀三日市 ・水都西本線1 芳賀三日市〜祖母井〜下野原〜上根新田〜荒宿〜小貝口 ・水都西本線1 茂木〜市貝町役場前 ・水都西本線9 市貝町役場前〜市塙 3. 路線名称と略図 ◇水都西線   水都西本線    1 宇都宮−鐺山−氷室−芳賀三日市−長倉宿    2 宇都宮−作新正門前    3 工学部前−工学部正門    4 鐺山−道場宿−芳賀三日市    5 刈沼−東部団地−東中の島    6 西中台−北氷室    7 氷室−上赤羽−下野原    8 上赤羽−上根新田    9 市貝町役場前−市塙   桑島線    1 石井局前−下桑島   板戸線    1 道場宿−板戸   道地線    1 祖母井−給部   八ツ木線    1 刈沼−給部                                              長倉宿                                       長倉小学校前○−○                                             | |                                             +−○                            ・−−−−−○給部      茂垣○ 長倉               板戸○     東野高谷/      |          | 宿入  作新             |        ○       |      那珂川橋○ 口  正門             |道場宿  刈沼/  芳賀三日市 |    烏山    |  前    宇都宮 工学部   ○−−−−−−○−−−−−○−−−○祖母井  Λ 勘七坂○  ○−○−+−◎  正門    |  清陵高校|\東部団地|   |     |    |   宇都宮|     ○ 石井 |   ○  | ○−・ |   | 芳賀黒田○−−−−+   東武駅|     | 局前 | 清陵|  |    \|東中 |     |    ◎茂木   前  ・−○−○−○−○−−○ 高校○−−○−○−−−○の島 ○下野原  | 市貝町|        簗 宇 工 | 鐺山\入口|清原| |氷室 |   |\    | 役場前|        瀬 大 学 |    ・ ・中央| |中の ○ニュー| ・小貝口○−−○−・        町 前 部 ○下桑島 |/ 公園| |島 ・+タウン| |  /   |            前      ○−−−−○−○  ||七区 | | ○−−○−◎市塙                  鐺山東   西 氷\ ・・   | |/荒宿 市貝                        中 室 ・−−−−−○−○    小学                        台       上赤羽 上根   校前                                    新田 4.掲載 4.1 連載誌 S61.6号 9.関東・信越編(下) 4.2 単行本 p.212〜214 5. エピソード ・鬼怒川をトラスの美しい橋で渡り、鐺山を過ぎると急に道が狭まった。氷室で  降りるとき、きっぷを見て運転士が「九州から来た方ですか」と問いかける。 ・次のバスは造成中の東部団地を一周して、都合よく刈沼を通った。宇都宮市郊  外の新開地でこぎれいな喫茶店があったので小休止。 ・茂木行きは小貝口のそばから茂木へ抜けてしまうそうで「小貝口ならここがい  い」と運転士に教えられて降りたのは何もない三差路近くだった。 6. 旅の考察 ・先生が乗車された便は市貝小学校前経由便だったため、小貝口経由との分岐点  である荒宿でバスを降りたと推測する。 ・きっぷの経路は刈沼〜芳賀三日市〜祖母井〜下野原〜上根新田(4.2+6.3=  10.5km)であるが、刈沼〜給部〜祖母井〜下野原〜上赤羽〜上根新田(10.6+  5.9+1.0+1.8+1.8=21.1km)の方が距離が10.5kmほど長かった。 ※
路線解説【406】水都西線
1985・夏 最長片道きっぷの旅【405】常野線 1. 行程 ・45日目 1985(S60).8.1(木)
欠落(32) 小貝口
〜芳賀黒田〜茂木
小貝線1
+常野本線1
故意
代行(32) 小貝口1230
→芳賀黒田→1300茂木
(小貝線1
+常野本線1)
タクシー
〒 市貝(小貝口)、小貝(杉山)、須藤、茂木
・48日目 1985(S60).8.6(火)
常陸大子1844
→2012烏山
常野本線1常陸大子発 烏山行537-8017
日野RE101
2.乗車券の経路 ・小貝線1 小貝口〜杉山〜芳賀黒田 ・常野本線1 芳賀黒田〜須藤〜茂木 ・常野本線1 常陸大子〜大内〜馬頭〜馬頭田町〜小川辻町〜烏山仲町〜烏山 3. 路線名称と略図 ◇常野線   常野本線    1 常陸大子−茂木    2 大内−五輪場   来目木線    1 馬頭−来目木   馬頭線    1 馬頭田町−烏山仲町   小貝線    1 芳賀黒田−小貝口    宇都宮     Λ   荒宿|   横町○     芳賀    烏山  小川     |     黒田    仲町  辻町  小貝口○−−○−−○−−−+−○−−−○−・     | 田野辺 |   | |     |  市貝町| 口   |   ◎ |     |  役場前○     ○須藤 烏山・−−○−−○馬頭田町     |     |        那須 |     |  茂木 |        富山 +−−−○来目木     ・−−◎−−・           ○馬頭        |              |        V         五輪場  |  盛泉    常陸大子       長倉宿         ○−−−○−−○−−○−−−◎                       大内   上金沢  ※宇都宮〜荒宿横町〜小貝口〜市貝町役場前〜茂木〜長倉宿は、水都西線 4.掲載 4.1 連載誌 S61.6号 9.関東・信越編(下) 4.2 単行本 p.213〜214, 226 5. エピソード ・小貝口ではバスがなくタクシーのお世話になる。芳賀黒田に着くと殺風景な所  で1450の茂木行きまで待つ気になれず、そのまま茂木まで走った。 ・常陸大子から烏山行きバスに乗ると、最初は勤め帰りの人で混んでいた車内も  峠の手前で空になった。 ・馬頭で久々に1人乗車。長い商店街が伸びているが人通りはない。 6. 旅の考察 ・当時のダイヤでは、小貝口からの小貝線バスは市塙1706発までなく(土曜日な  らば同1527発がある)、この便に乗ると芳賀黒田は1732着。茂木行きは芳賀黒  田1844発で茂木1908着になる。逆回りコースでは、茂木1340→1404芳賀黒田  1631→1701市塙となる。 ・先生はタクシー代行中、杉山と須藤で途中下車、旅行貯金をされたようだ。 ※
路線解説【405】常野線
市塙〜益子〜真岡〜下館〜新治〜笠間〜福原〜友部
1985・夏 最長片道きっぷの旅【410】柿岡線 1. 行程 ・45日目 1985(S60).8.1(木)
欠落(33) 友部〜羽鳥友部線1路線廃止(休止)
代行(33) 友部→羽鳥常磐線
○羽鳥1935
→2005飯沼転向場
羽鳥線1羽鳥発
飯沼転向場行
527-7020
日野RE100
○飯沼転向場2010
→2035赤塚
羽鳥線1
+飯沼線1
飯沼転向場発
赤塚行
331-9008
いすゞK-CCM410改
2.乗車券の経路 ・友部線1 友部〜岩間駅口〜羽鳥十字路〜羽鳥 ・羽鳥線1 羽鳥〜羽刈口〜飯沼転向場〜飯沼 3. 路線名称と略図 ◇柿岡線   柿岡本線    1 羽鳥−福原    2 羽鳥−石岡    3 瓦谷−八郷高校前   友部線    1 羽鳥−友部    2 岩間駅口−岩間   羽鳥線    1 羽鳥−飯沼    2 羽刈口−北浦団地                  ・−◎友部                  |                  |       ◎福原    岩間駅口○−◎岩間       |          |         赤塚       |          |   ○北浦団地 Λ       |          |   |     |       ・−・     羽鳥 | ・−○−−−○−○飯沼         |  瓦谷 十文字| | 羽刈口 飯沼   恋瀬小学校前○−−○−−−−−○−◎羽鳥   転向場            |     |            |     |     八郷高校前○−○柿岡   ○常陸大谷                  |                  |                  ◎石岡  ※友部線羽鳥〜友部、岩間駅口〜岩間は1985(S60).8.1から長期休止  ※赤塚〜飯沼は、水都東線 4.掲載 4.1 連載誌 S61.6号 9.関東・信越編(下) ◇解説(527-7020) 4.2 単行本 p.215〜216 5. エピソード ・水戸線福原駅で友部線羽鳥〜友部他1区間を当日(8/1)から廃止する旨の掲示  が出ていた。友部駅の精算窓口に申し立てると、若い精算担当職員はしっかり  しており、「わかりました。鉄道で代行します。そのまま上り電車に乗ってく  ださい」。羽鳥へ降りた時トラブルになっては困るというと、直接伝えておき  ましょうと目の前でダイヤル。羽鳥駅改札口では助役が「バスのお客さんです  ね」とフリーパス。 ・飯沼行きに乗ると、住宅地をまわる停留所ごとにお客が減り、どこへ行くんで  すかと運転手にいぶかしまれながら、飯沼転向場で赤塚行きに乗り継ぎ。 6. 旅の考察 ・1985(S60)年8月改正ダイヤでは、柿岡線に次のような便が設定されていたのが  確認できる。    石岡〜羽鳥 18.0往復    羽鳥〜恋瀬小学校前 10.5往復    羽鳥〜瓦谷 2.0往復 ・1986(S61)年に恋瀬小学校前〜福原と友部線全線の廃止公示がなされたが、友部  線は旅行途中の1985(S60)年8月1日に休止されていた。 ・当時、羽鳥十文字が停車場(運賃起算点となるバス停留所で営業キロが設定され  ている)であったならば、柿岡線の最長片道ルートは、友部〜友部線〜羽鳥十文  字〜柿岡本線〜石岡〜常磐線(鉄道)〜羽鳥〜羽鳥線〜飯沼となった可能性があ  る。この場合、友部15.0羽鳥十字路7.8石岡6.5羽鳥の計29.3kmとなり、友部15.2  羽鳥より14.1km距離が伸びると思われる。但し、この場合に友部線を鉄道代行  にすると、友部〜羽鳥〜羽鳥十文字〜石岡〜羽鳥となって環状線一周になって  しまう。 ・なお、友部〜羽鳥を国鉄バス友部線に乗車した場合、岩間に寄るため、岩間駅  口〜岩間の0.4kmを別途往復することになったと思われる。 ※
路線解説【410】柿岡線
1985・夏 最長片道きっぷの旅【409】水都東線【411】水戸南線 1. 行程 ・45日目 1985(S60).8.1(木)
○飯沼転向場2010
→2035赤塚
羽鳥線1
+飯沼線1
飯沼転向場発
赤塚行
331-9008
いすゞK-CCM410改
○赤塚2044
→2100水戸(泊)
水都東本線1双葉台五丁目発
一高下行
527-3083
日野K-RC381
2.乗車券の経路 ・飯沼線1 飯沼〜常陸高田〜赤塚 ・水都東本線1 赤塚〜水戸 3. 路線名称と略図 ◇水都東線   水都東本線    1 水戸−谷津三叉路    2 水戸−水戸駅南口    3 中丸−双葉台二丁目−三夜前    4 中丸−双葉台五丁目−三夜前   飯沼線    1 赤塚−飯沼 ◇水戸南線   水戸南本線    1 水戸−大貫海岸    2 常陸山崎−新興農場   涸沼線    1 下入野−涸沼    谷津   三夜前 学    三叉路○−−○  校         /|  口/\        ・ ○−+○  ○双葉台五丁目        | |南| \/        ・+・開|     自由  大工町      双葉台○ 江○老人ホ  ヶ丘○−−○−・      二丁目|  |ーム 赤塚  |    |         ・−−○−−−◎−−−・    ◎水戸            中丸  |  水戸駅○  +−・                |  南口 |  | |                |     ・−−−−・       飯沼       ○常陸高田    |       転向場 飯沼  /         |   羽鳥<−−○−−○−−・          ○酒門坂下                         |                         |                 新興農場○−−−○常陸山崎                         |                    下石崎  ○−−−○大貫海岸                    秋の月 / 下入野               涸沼○−−−○−・  ※羽鳥〜飯沼は、柿岡線 4.掲載 4.1 連載誌 S61.6号 9.関東・信越編(下) 4.2 単行本 p.216 5. エピソード ・飯沼転向場からの赤塚行きは、赤塚から水都東本線の水戸行きにかろうじてつ  ながっており、転向場を遅れて発車したバスの運転手は「間に合わせましょう」  と請け合ってくれる。 6. 旅の考察 ・乗車券の経由欄には「赤塚、水戸」とあるが、この区間は鉄道(常磐線、6.0  km)と自動車(水都東線、6.2km)の双方があるため、「赤塚、水都東線、水戸」  とするのが正当と思われる。 ※
路線解説【409】水都東線、※路線解説【411】水戸南線
水戸〜東海〜川尻
1985・夏 最長片道きっぷの旅【412】北常陸線 1. 行程 ・46日目 1985(S60).8.2(金)
○川尻0700
→0740高萩
北常陸本線1+5川尻発 常陸川上経由
高萩行
527-3082
日野K-RC381
△高萩0810
→0915上君田
高萩線1+2+1高萩発 南中郷経由
上君田行
521-8007
いすゞBU04
△上君田0940
→1040高萩
高萩線1+3上君田発 大心苑経由
高萩行
521-8007
いすゞBU04
×高萩→南中郷常磐線
〒 上君田、南中郷
2.乗車券の経路 ・北常陸本線1 川尻〜常陸川上 ・北常陸本線5 常陸川上〜下小幡〜安良川〜高萩 ・高萩線3 高萩〜大心苑〜上和野〜石打場 ・高萩線1 石打場〜南中郷駅前 ・高萩線2 南中郷駅前〜南中郷 3. 路線名称と略図 ◇北常陸線   北常陸本線    1 川尻海岸−西足    2 川尻−石滝−安良川    3 石滝団地口−石滝    4 石滝団地口−いぶき台団地    5 常陸川上−高萩   高萩線    1 高萩−上君田    2 南中郷駅前−南中郷    3 高萩−上和野−石打場    4 高戸入口−高萩中学前        上君田 常陸横川  石打場         ○−−−○−−−−○−−−−−−−−・                  |        |                  |      ◎−○南中郷駅前                  ○上和野  南中郷|                  |        |                  |    ・−−−○高戸入口                  ○大心苑 |   |                  |    +−◎ |                  ・−−−−+高萩 ○高萩中学前                       |                  ・−−−−○安良川                  |    |                  |  石滝○−+ いぶき                  |    | | 台団地                  | 石滝 ○−+−−○               下小幡○ 団地口|                  |    ○愛宕原              ゴルフ場○    |        西足      入口|    |      ・・○−−−○−−−○−○−−−−◎……○川尻海岸            常陸 座禅 常陸   川尻            細田  山 川上  (→十王)  ※川尻〜川尻海岸は、休止中 4.掲載 4.1 連載誌 S61.6号 9.関東・信越編(下) ◇写真(上君田発高萩行きの国鉄バス) 4.2 単行本 p.217〜218 5. エピソード ・川尻駅の国鉄バス乗り場は、駅前広場隣の貨物扱い所跡地と思われる一角に設  けてあった。 ・起伏の多り丘陵地を進むうちに通勤客が続々と乗り、立客がぎっしりになって  久々に活気のある路線だった。 ・大心苑〜石打場は一方通行で1日3本だけ石打場から大心苑経由で高萩駅へ入  ることが判明。 ・上君田行きは男性車掌が乗務するツーマンで、常磐線踏切を渡ったとき、ドア  を開けて飛び降り下車誘導をした。 ・逆コースの大心苑経由高萩行きは、この上君田行きが折り返してくるそうで、  大北渓谷の眺めを運転手・車掌ともども自慢するので、そのまま終点まで乗り  通した。 ・車掌は運転手と相談し、一方通行で逆まわりせざるを得なかったのだから、運  賃は石打場〜上君田の往復だけでよいとの結論になった。 ・帰りはしばらく乗降がなかったが、市街地に入るといつの間にか満員で、過疎  路線と市内線を無理やり結びつけたような系統だった。 6. 旅の考察 ・高萩線の上和野〜石打場は、最長片道きっぷの旅本文では、高萩行きのみが1  日3本運行があるとの記述であるが、この旅の前の1984(S59)年3月改正ダイヤ  では次の高萩行き1本のみが経由する形になっていた(高萩〜上君田3往復の  うち、下りは全便南中郷経由、上りの他2便は南中郷経由)。    上君田0926→常陸横川0949→上和野1022→1038高萩 ※
路線解説【412】北常陸線
南中郷〜磯原〜平〜赤井〜川前〜夏井 〒 北茨城(磯原)
1985・夏 最長片道きっぷの旅【404】磐城北線 1. 行程 ・46日目 1985(S60).8.2(金)
×夏井→川前→夏井磐越東線
○夏井駅前1742
→1755小野新町
桶売線1荻発 住宅前行527-9017
日野RE101
○小野新町→神俣(泊)磐越東線
〒 夏井、川前
・47日目 1985(S60).8.3(土)
×神俣?→あぶくま洞
→神俣
宿の車
○神俣1005
→1020横町
川内線1芋島発
小野新町行
337-6005
日野RL320
○横町1245
→1355磐城石川
磐城北本線1
+磐城南本線1
小野新町発
磐城石川行
521-2086
いすゞK-CJM550
〒 滝根(神俣)、小野新町
2.乗車券の経路 ・桶売線1 夏井駅前〜小野新町 ・川内線1 神俣〜本町 ・磐城北本線1 本町〜磐城蓬田〜母畑〜石川新町 3. 路線名称と略図 ◇磐城北線   磐城北本線    1 石川新町−小野新町   川内線    1 本町−吉間田   桶売線    1 小野新町−吉間田    2 隠坂−川羽内    3 宿−川前                        神俣◎−−・  磐城  石川    磐城           /   |  棚倉  新町    蓬田    本町 横町 /    |  <−◎−−○−−○−−○−−○−−○−○−○団子田  |    ・    磐城 ・ 母畑ダム  住宅前   | |     |芋島 ・    石川 ・         新町仲通○−○東馬場  ○……○吉間田                     |         :                 小野新町◎ 川羽内    ○                     |  ○    /荻                     |  |   /                   夏井◎−−○−−○宿                       隠坂  :                           :                           ◎川前  ※新町仲通〜東馬場〜団子田は、路線名称に無い  ※芋島〜吉間田、荻〜吉間田、宿〜川前は、休止中  ※磐城棚倉〜磐城石川〜石川新町は、磐城南線 4.掲載 4.1 連載誌 S61.6号 9.関東・信越編(下) ◇写真(夏井駅) 4.2 単行本 p.218〜223 5. エピソード ・夏井から4分接続のバスに乗れば貸切状態。このバスは小野新町へ寄った後、  町はずれの住宅地まで行くとのこと。 ・神俣1000発の小野新町行きバスは5分遅れで、「針湯荘」のそばを通って裏道  をたどり小野町の狭い市街へ出た。このバスは本町へ寄らず、横町乗り換えと  の運転士の案内で下車。 ・横町で磐城石川行きバスに乗ったところ、運転士氏から「種村様 母親が急に  病気になりましたので辻さん方に電話入れて下さい 関東地方自動車局渡辺さ  んより連絡あり又辻さんよりも電話ありました」との小野新町支所長のゴム印  のあるメモを手渡された。 ・「お客さん、電話してください。待ってますから。すぐ電話してもらうよう言  われてるんです」と再び運転士。鉄道につながっている磐城石川へ出た方がよ  いと判断、その旨伝えて発車するよう頼んだ。 ・本町に着くと助役らしい人が駆け寄り、窓から首を出した運転士が「乗りまし  たから」と報告。助役氏からも同じ内容のメモを手渡される。 ・あらためて運転士氏によく見つけてくれましたねとお礼をいうと、心持ち胸を  張って「いろいろ言われますが、これが国鉄の組織というもんです」。 6. 旅の考察 ・当時の国鉄バスにおける組織は、本社には自動車局、地方には4地方自動車局、  3地方自動車部及び1自動車管理室の計8つの地方機関、そして地方機関の下  に全体で79の自動車営業所が存在していた。  <国鉄自動車組織図(1986(S61)年3月)>   理事会−総裁−+−自動車局−−−−−−−−−−−−−−+          |                   |          +−総局(北海道、九州)−−地方自動車部−+          |   (四国)−−−−−−自動車管理室−+          |                   +−−自動車          +−−−−−−+−−−−−地方自動車局−+  営業所                 |     (関東、中部、 |  (79)                 |      近畿、中国) |                 +−−−−−地方自動車部−+                       (東北) ・各地方機関の長は、輸送業務を円滑に遂行するための権限を包括的に持たされ  ていたが、30kmを超える路線の開設、100kmを超える路線の廃止など規模の大き  なものの他、全体的な営業制度の設廃及び車両の投資などについては本社自動車  局が行っていた。 ※
路線解説【404】磐城北線
1985・夏 最長片道きっぷの旅【403】磐城南線 1. 行程 ・47日目 1985(S60).8.3(土)
○横町1245
→1355磐城石川
磐城北本線1
+磐城南本線1
小野新町発
磐城石川行
521-2086
いすゞK-CJM550
×磐城石川→郡山
→東京→山科(泊)
・48日目 1985(S60).8.6(火)
×山科→東京
→郡山→磐城石川
○磐城石川→磐城浅川水郡線
×磐城浅川→磐城棚倉水郡線
欠落(34) 磐城浅川〜浅川駅前
〜大草口〜岡田〜岡田口
〜棚倉古町〜磐城棚倉
磐城南本線1
+鮫川線3+2+1
+高野線1
故意
代行(34) 磐城棚倉→岡田口
→岡田?→大草口→磐城浅川
(鮫川線)タクシー
×磐城浅川→磐城棚倉水郡線
×磐城棚倉1550
→1624磐城石川
磐城南本線1磐城棚倉発
磐城石川行
不明
便乗(5) 磐城石川
→石川小学校前
始発地へ回送不明
×石川小学校前1635
→1716磐城棚倉
磐城南本線1石川小学校前発
磐城棚倉行
不明
〒 石川駅前通、石川、石川新町、棚倉、浅川
2.乗車券の経路 ・磐城南本線1 石川新町〜磐城石川 ・磐城南本線1 磐城浅川〜浅川駅前 ・鮫川線3 浅川駅前〜大草口 ・鮫川線2 大草口〜岡田〜岡田口 ・鮫川線1 岡田口〜棚倉古町 ・高野線1 棚倉古町〜磐城棚倉 3. 路線名称と略図 ◇磐城南線   磐城南本線    1 磐城棚倉−石川新町    2 磐城逆川−白河    3 白河−白女高   高野線    1 磐城棚倉−東白農商前−漆草    2 棚倉古町−宮下    3 東白農商前−祖父岡   鮫川線    1 棚倉古町−赤坂中野    2 岡田口−大草口    3 大草口−浅川駅前    白河 白女高    磐城 浅川 里白石 磐城   石川 小野     ◎……○     浅川 駅前 駅口  石川   新町 新町  南 /:         ◎−−○−−○−−◎−−○−−○−−>  湖・ :         |  |       石川小 ・  公○ ○合戦坂   大名塚○−−○本町口    学校前 ・  園・ :         |   \    \: 上三森 金沢内 |    \   磐城○……○……○−−−○磐城   \   金山 \   / \  |逆川    ○大草       ・○・   ○ |      |        三森  桧山\|      |               ◎磐城棚倉  |               |      |               |棚倉    |         漆草 宮下 |古町 岡田口|大草口         ○−−−○−○−−−○−−○−−−○赤坂中野             | |    \ |         東白農商○−○鉄砲町  \|               |      ○            ○−−・      岡田           祖父岡  ※大名塚−本町口は、路線名称に無い  ※金沢内〜白河、白河〜白女高は、休止中  ※磐城棚倉〜桧山〜金沢内〜三森〜磐城金山〜南湖公園〜白河は、白棚線  ※石川新町〜横町〜小野新町は、磐城北線 4.掲載 4.1 連載誌 S61.6号 9.関東・信越編(下) ◇写真(磐城浅川駅)、◇誤植(行程図で岡田口と大草口の位置が互い違い) 4.2 単行本 p.220〜225 ◇誤植(行程図で岡田口と大草口の位置が互い違い) 5. エピソード ・磐城棚倉駅前のバス切符売り場に路線図と時刻表があり全容は分かったが、鮫  川線の浅川経由大草口行き、岡田口経由鮫川行きとも夕方までなく、タクシー  に援軍を求め、大草口、岡田口で磐城浅川駅までバス道路を走って埋め合わせ  をした。 ・磐城棚倉から磐城石川行きのバスに乗車。石川行きの利用者は数えるほどで、  運転士から、兎田以遠を3〜4年前に撤退の話があったが福島交通が先にやめ  てしまい廃止できなくなったこと、昔の路線の名残で上下の運行ルートが少し  変わっていること等の話を聞いた。磐城石川でそのまま乗っていればいいと勧  められ、市内を一回りしたが、石川新町は単なる十字路の停留所だった。 ・棚倉に戻って営業所におじゃますると「びっくりきっぷの方ですか」と所長も  顔を見せて談笑し、冊子型の乗務行路表を記念に貰った。 6. 旅の考察 ・タクシーで鮫川線を代行した際、岡田口と大草口しか気にされていないように  見える。肝腎の「岡田」を経由していないのでは? ※
路線解説【403】磐城南線
磐城棚倉〜常陸大子(【405】常野線 )烏山〜宝積寺〜矢板 ※烏山〜宝積寺〜宇都宮(泊)〜宝積寺〜黒磯〜新白河(【402】白棚線 )新白河 〜矢板
1985・夏 最長片道きっぷの旅【402】白棚線 1. 行程 ・49日目 1985(S60).8.7(水)
×新白河0719
→0729白河
白棚線3+1磐城棚倉発 白河行527-2081
日野K-RC321改
△白河0758
→0815南湖公園
白棚線1+2白河発 緑ヶ丘経由
関山口行
521-2084
いすゞK-CJM550
△南湖公園0829
→0836新白河
白棚線3磐城棚倉発 白河行527-7010
日野RC320
2.乗車券の経路 ・白棚線3 新白河〜南湖公園 ・白棚線2 南湖公園〜緑ヶ丘〜白河高校前 ・白棚線1 白河高校前〜白河 3. 路線名称と略図 ◇白棚線    1 磐城棚倉−白河    2 南湖公園−緑ヶ丘−白河高校前    3 南湖公園−新白河     白河◎−>白女高       |\       白河高校前○ ・−>金沢内  白河       |         Λ  新白河◎−+    磐城金山 |   磐城逆川       ++−○−−−○−−○−・−−−○−・      / |南湖公園   金沢内 \     \  緑ヶ丘○−−・            \ 檜木  ・                      ・−○−−+                           +−◎磐城棚倉                           |                           V                          祖父岡  ※磐城棚倉〜磐城逆川〜金沢内は、磐城南線 4.掲載 4.1 連載誌 S61.6号 9.関東・信越編(下) ◇写真(白河駅バス乗り場、新白河駅)、◇解説(527-7010) 4.2 単行本 p.227〜228 5. エピソード ・緑ヶ丘経由が朝夕1往復ずつしかないため、塩原線の前に白棚線をこなしておく。 ・白河〜新白河の白河高校前近くでほんの少しだけかつての鉄道線路専用道を通り、  緑ヶ丘を迂回。緑ヶ丘は町工場のある新開地。南湖公園から満員の下り便で新白河  へ戻る。 ※
路線解説【402】白棚線
1985・夏 最長片道きっぷの旅【401】塩原線 1. 行程 ・49日目 1985(S60).8.7(水)
○矢板0945
→1023関谷宿
矢板北線1矢板発
関谷宿行
531-7407
いすゞBU20K
○関谷宿1054
→1101千本松
塩原本線1塩原温泉発
西那須野行
531-9402
いすゞBU10K
△千本松1136
→1200那須塩原
塩原本線1+3塩原温泉発
那須塩原行
531-7406
いすゞBU20K
欠落(35) 千本松〜筋違橋
〜那須三島〜三島農場
塩原本線2+1故意
代行(35) 千本松→三島農場塩原本線1
2.乗車券の経路 ・矢板北線1 矢板〜下太田〜泉診療所前〜上伊佐野〜関谷宿 ・塩原本線1 関谷宿〜千本松 ・塩原本線2 千本松〜筋違橋〜那須三島 ・塩原本線1 那須三島〜三島農場 ・塩原本線3 三島農場〜那須塩原 3. 路線名称と略図 ◇塩原線   塩原本線    1 西那須野−塩原温泉    2 那須三島−筋違橋−千本松    3 三島農場−那須塩原    4 関谷宿−蟇沼   日塩線    1 塩原温泉−鬼怒川温泉駅前    2 逆杉−上塩原温泉    3 山荘入口−鶏頂山荘   矢板北線    1 関谷宿−曽根田    2 上伊佐野−山県農場    3 泉診療所前−兵庫畑    4 下太田−長井小学校前                            ◎那須塩原                   蟇沼○      |                     |関谷 千本 | 那須     上塩原温泉 逆杉   福渡温泉 |宿  松  | 三島       ○−−−○−−○−−○−−−○−−−○−−○−○−−◎          /  塩原温泉    |   |三島農場| 西那須野    奥塩原温泉○           |   ・−−○−・        /       山県農場 |     筋違橋       /          ○−−○上伊佐野  山荘入口○−○鶏頂山荘        |      |          兵庫畑 |      ○白滝         ○−−○泉診療所前      |               \      |                \      ○新藤原     長井小学校前○−−○下太田      |                  \   矢板      ○鬼怒川温泉駅前            ・−−◎−−−○曽根田 4.掲載 4.1 連載誌 S61.6号 9.関東・信越編(下) 4.2 単行本 p.228〜229 5. エピソード ・関谷宿で降りるとき、運転手が経由別紙をじっくり眺め、前後の路線にも目配  り。これほどきっちり眺めてくれた国鉄マンは初めて。この運転手は房総方面  の系統にも強く経由をみながらあれこれ評定するので不思議に思ったら、長年、  労組の役員をしていて各地の営業所などをオルグで回ったとのこと。路線通に  敬意を表し、経由コピーをプレゼントした。 ・千本松の迂回路線の乗り場は判然とせず、先ほどの運転手も「ここは難物だ。  つながらないかもしれない」ともらしていた個所。国道から千本松牧場方向へ  入った横道に「学童専用」のポールがあって、それらしくも見えるが行先表示  はなく次のバス15:31なので思い切って迂回路をカットした。 6. 旅の考察 ・最長片道きっぷの旅本文で言及された、学童専用のポールにあった1531のバス  は、1986(S61)年4月改正ダイヤでは千本松1533発となり、これは、三区経由  西那須野行き64便で、登校日の土曜だけ運休とされていた。 ※
路線解説【401】塩原線
那須塩原〜新白河(【402】白棚線 )白河〜松川 ※那須塩原〜郡山〜松川
欠落(36) 白河〜郡山東北本線故意
代行(36) 新白河→郡山東北新幹線

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