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JRバスの路線情報を中心とした

     ジ ェ イ ア ー ル バ ス 路 線 ニ ュ ー ス

97/05/20 No.25                                          JRバス路線研究会
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【JRバス北海道】

* リバーサイド公園等へ臨時バス [交通新聞 97/05/02]

  4/26〜10/26まで、北広島駅から南幌町のリバーサイド公園までの臨時バス
 を運行する。土・日・祝日のみで、期間限定運行。
  このほか、開拓の村、手稲山ロープウェイの2系統も、観光シーズンに合わせ
 運行を始めた。


* 日本一周バスの旅が無事ゴール [交通新聞 97/04/22]

  4/18に無事ゴールした。


【JRバス東北】

* 貸切バスの手配センターを開設 [交通新聞 97/04/30]

  JRバス東北は、JR東日本東北地域本社の営業部旅行業課内に「JR東日本
 東北バス手配センター」を設置し、4/24に開設セレモニーを行った。

  このセンターは、JR東北地域本社の管轄するびゅうプラザ・駅・営業所等の
 団体旅行等の貸切バスの手配を一括して行い、効率的な手配を可能とする。JR
 バス以外のバス会社手配や観光施設との交渉も行う。

  社員はJRバス東北から2名、JR東北地域本社から1名。


* 高速夜行バス「とおの」運行期間 [パンフレット]

  運行期間は、4/25〜5/5・7/25〜8/31・12/20〜1/6。
  運行ルートは、
   新宿〜川口JCT〜那須高原PA〜菅生PA〜一関IC〜一関〜北上IC〜遠野。


* 船福線がJR時刻表に掲載開始 [JR時刻表 97/05]

  JR時刻表5月号から船福線(福島〜飯野町〜船引)の時刻が掲載されている。

  船福線は、国鉄時代は伊達葭田−船引間として、時刻表にも掲載されていたが、
 その後、伊達葭田−岩代下田間に短縮(85/06?)、国鉄最期の鉄道公報(87/03/31)で
 その全線を廃止する公示が出された。
  しかし現在は、自治体バスとして運行は続けられており、JRバス時刻表にも
 普通の路線と同様に記載されている。(自治体バスとの記載なし)
  周遊券の周遊区間に記載されていない伊達葭田〜飯野町〜下田〜船引間が周遊
 券や普通回数券で乗車できるのか、よくわからない所である。

  参考に平成8年4月1日付けのJRバス時刻を記載する。
  福島駅 飯野町  下田   船引    船引   下田  飯野町 福島駅
   7:00   7:41   8:06   8:35            6:40   7:04   7:46
   8:25   9:05                                 9:10   9:50
  12:50  13:31  13:56  14:25    13:25  13:53  14:19  15:00
  18:00  18:41  19:06           16:20  16:48  17:14  17:55


* ゴールデンウィーク輸送実績 [交通新聞 97/05/08]

  高速が16751人(対前年17.3%減)。
  臨時便は140両運行したが、「いわき」「けんじライナー」以外は前年以下。
  一般路線の「白樺」が7.8%減。「みずうみ」が20.6%減。


【JRバス関東】

* ニュードリーム大阪号が増便 [新宿駅パンフレット]

  6/1よりニュードリーム大阪号(新宿−大阪)を3本体制に変更する。

  改正後は、ニュードリーム大阪1号が新宿発22:10〜大阪着5:50。
       ニュードリーム大阪3号が新宿発22:40〜大阪着6:20。(現行1号)
       ニュードリーム大阪5号が新宿発23:20〜大阪着7:00。(現行3号)

  上り便は、発車・到着時刻とも下り便と一緒である。


* 新宿−名古屋便を運行? [新宿駅掲示]

  駅掲示の時刻表に「名古屋行き」を準備している様子が伺える。


* ゴールデンウィーク輸送実績 [交通新聞 97/05/08]

  高速バスは88,620人(対前年5.1%増)。
  ・夜行便は16,537人(2.6%増)。
   ニュードリーム大阪線・高松線・高知線等で臨時便を運行した。
  ・昼行便は72,083人(5.6%増)。
   東海勝田線の運行開始や常磐道・東関道方面が順調。

  なお、期間中、東名昼行便で最大3時間の遅れがでた模様。


【JR東海バス】

* 名古屋−岡山・倉敷線を7月から運行 [交通新聞 97/05/02・プレスリリース]

  JR東海バスは、4/30に中国運輸局長あてに、名古屋〜岡山・倉敷夜行高速
 バス経営免許(期間限定)申請を行った。

  それによると申請区間は、岡山インター〜倉敷観光センター間29.4km。
  運行系統は、JR名古屋駅〜天満屋バスセンター・岡山駅前・倉敷駅前・倉敷
 観光センターの379.5km。倉敷駅前は下りの降車扱いのみ。
  運行期間は、平成9年7月18日から平成10年1月17日までの184日間。

  両備バスとの共同運行で0.5往復を担当。片道6,500〜6,700円。
  名古屋23:30発〜倉敷観光センター8:00着。
  倉敷観光センター21:30発〜名古屋6:30着

  運行ルートは、名神・中国・播但・山陽。倉敷チボリ公園のオープンに合わせ
 開設。利用者が多ければ、その後も運行する予定。

* ゴールデンウィーク輸送実績 [交通新聞 97/05/08]

  131,000人で対前年1%減。
  ・高速はほぼ前年並み。
   東名昼行便は5%増。2階建て車両を導入したセレナーデが6%増。
  ・一般は1%減。しかし都市部はやや増。
  ・貸切は5%減。一般貸切が少なかった。契約輸送と競艇輸送でカバー。


【西日本JRバス】

* 亀草線 亀山−熊野神社前が廃止 [JR時刻表 97/05]

  3/31限りで亀山−熊野神社前間の運行を廃止した模様。
  亀山−伊勢坂下間は三重交通が引き継ぐ。
  鈴鹿峠を含む伊勢坂下−熊野神社前間は、バスがなくなった模様。


【JR四国バス】

* JR四国でバス運賃改正 [交通新聞 97/05/13]

  香川県・愛媛県の乗合バスの運賃改正を、5/9、四国運輸局に申請した。競
 合するバス会社が3月に申請した事による。

  代表的な区間は、以下の通り。
  ・西讃線     観音寺−善通寺  現行1080円を1120円に
  ・川池線     川之江−阿波池田 現行1070円を1100円に
  ・松山高知急行線 松山−高知    現行3120円を3300円に
  ・南予線     日吉−宇和島   現行1120円を1200円に


* ゴールデンウィーク輸送実績 [交通新聞 97/05/08]

  夜行高速バス「ドリーム・どっきん・オリーブ」は合わせて29便増の199便で、
 4606人。対前年10.2%増。


【JR九州バス】

* ゴールデンウィーク輸送実績 [交通新聞 97/05/08]

  運行車両数でフェニックス号が26.8%増、桜島号が3.8%増、貸切が14.4%。
  輸送人員が高速バスが10.3%増、貸切が22%増。


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おわりに

 亀草線の廃止には驚きました。これで旧東海道をバスで旅する場合、鈴鹿峠を歩
いて越える必要があるわけですね。三重県から撤退だそうで、残念です。
 船福線が再び表の世界に復帰した事も驚かされました。謎の多い路線だけに、今
後の動きに注目しましょう。
 名古屋−倉敷間のJR東海バスのプレスリリースは、NIFTY SERVEの鉄道フォーラ
ムから入手しました。すべてのバス関係のプレスリリースを入手できたら、この路
線ニュースもいらなくなるのでしょうね。

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ふもふも館長