2004.01.17
Subject: mate茶の件

フモウ企画様

かわいいですね
ホームページ拝見させていただきました。

私達は沖縄でペーニャ(アルゼンチンの音楽酒場)をやっています。
こちらではマテコシドや茶器を使ってマテ茶が飲めますよ
アルゼンチンのマテ茶『タラグイ』や茶器そしてボンビージャもお店で
売っています。
オーナーのシルビオがコレクションしたマテ茶器も展示しています。

実は私はマテ茶パックをあつめていたりします。
沖縄にいらした際には是非遊びに来てくださいね

http://www.u-r-u-m-a.co.jp/topic/xmas/amancay.htm
私達まだホームページないのですが、上記などでお店の様子がみれます。

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私の主人がアルゼンチン人なので毎日、マテ茶を飲んでいます。
朝起きて、昼食後、友人が来るとマテでもてなして、夜の団らんにもマテ茶が
かかせません。一日中です。
アルゼンチンへ行った時は、ほとんどの家庭で恐ろしい量の砂糖を入れて飲ん
でいましたが、私達はそのままストレートで、マテ壷にボンビージャを入れて
飲みます。

主人がアルゼンチンのお土産で『すごいものを見つけたー』と持ってきたのが、
オートマティックマテなるもの。
プラスティック製で2層になっていて一番うえには、飲み口になるストローが
ついている。一番下の層にはお湯を入れ、上の層にはマテ茶をいれ、ストロー
から吸い上げると下の湯が吸い上げられマテ茶の層へいき、ストローからはマ
テ茶が飲めると言う仕組み。

私達はドライブでもマテ茶を持っていくので、時々揺れなどでお湯を注ぐ時、
危ないので、とても画期的なものだと思いました。きっと一人で運転している
トラック運転手などは、注ぐ手間がないので重宝するだろうし、でもちょっと
違うんですよね。

マテをまず自分で飲み、味を整え、お湯を注ぎ、相手に渡す。相手が飲み干し、
また戻す。その行程はマテの儀式のようなもので、マテ茶は、一種のコミニュ
ケーションツール。そう言えば喧嘩したあと、ちょっと気まずい時、いつも彼
は『マテ飲もー』っていいますもん。

アルゼンチンのサンタフェ州では年に一回、マテ茶フェスティバルが行なわれ
ます。お祭りでは、サンタフェ州のリズム、チャマメが踊られ、ステージでは
フォルクローレの演奏が行なわれています。マテ茶コンテストは子供の部、大
人の部があり、誰が一番美味しいマテ茶を入れるかが競われます。厳密に言い
ますと、さらに砂糖入りマテの部、砂糖なしマテの部もあります。厳正な?審
査なので私が後ろから覗いたら怒られてしまいました。

一審査員の老ガウチョの方に、美味しいマテとはどうゆうものですかと訪ねた
ら、一言『飲めばわかるのだ』言っておられました。そして、美味しいマテは
『シマロン』と呼ばれ、味は柔らかく、上にはうっすらとカプチィーノ様の泡
がたつとのこと。作り手によって味が変わるのです。うーんマテ茶は奥が深い。

また、機会があれば、マテ茶についてお話したいと思います。私達のペーニャ
(南米の音楽酒場)は、沖縄にあるのですが、もしいらっしゃる事がありまし
たら是非遊びに来てください。もちろんマテ茶のめますよ。主人が集めたマテ
壷のコレクションと私の集めたマテ茶のパックが展示してあります。

沖縄のリンダでした。それでは、また。

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ペーニャあまんかい
 那覇市前島1-5-7
   098-862-6055
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